午前中は事務所、午後から見学会の会場へ。また戻って事務所で図面や見積もり。見学会と言っても無差別な集客でなければ数は減る。企業秘密なので言えないがすごく減る。
以前は地道に地図を載せ一日ぼーっと会場で待っていた。当たり外れがあってとんでもない（私にしては）時とほぼ片手でチョキぐらいがあった。すぐ隣でも見学会があってそちらは車が溢れていた。
惨めな気持ちになったが10年経ったら向こうの会社が潰れた。人生いろいろある訳で悪い時ばかりでない。ダメな時は宣伝と思って諦めることにしている。金がかかっているからしんどいんだけど。
で、数が多い時は工事中から目立つ場所と平凡なデザインの時だ。自分で作っておいてデザインが平凡なんてのは無いが出来不出来はある。もっとも私の思い込みなのだが。
施主様は色々で自分の意向を通したがるタイプとお任せタイプがある。押し切りタイプは往々にして中途半端になりやすい。洋風だか古民家風だかわからなくなる。しかもアフターが多い方だ。
お任せタイプはやり易くて良いのだがつい頑張って原価が増えがちだ。つまり儲からないのだが自分の好みを押し付けている。こういう現場は見学会は失敗に終わる。懲りすぎるからだ。
どこかの住宅会社でもやっていたなと思えるのは意外と受ける。と言うより分かりやすいデザインと言うことだろう。不思議なことに来場者の大小と受注数はあまり関係がない。良い時は全部決まる。
