昨日の日曜は非常事態宣言下でもあり一日自宅にいた。隣の息子たちも息をひそめる様に同じ。雨もあって畑仕事もできず孫も退屈だったろう。仕方のないことだ。
コロナ大恐慌(?)はあらゆる分野に影響を及ぼす。週刊東洋経済によれば宿泊、飲食サービスを筆頭に繊維、鉄鋼、金属、加工機械….と製造業が並ぶ。
影響があまりない分野が建設、電気ガス、通信、情報サービスとなっている。大手のゼネコンなどは比較的安定した業績になりそうだ。情報、通信はネットワーク事業なので減らないだろう。
電気ガスは生活基盤に必要なものだ。同じ建設でも住宅は影響が出そうだ。特に新築需要は大幅に減るだろう。健闘できるのはリフォームだろうか。退職金と年金がある高齢者の需要は安定している。
30年以上も前からいずれリフォーム時代が来ると言われていた。しかし減るはずの新築は横ばいが何年も続いた。まだ金額ベースではリフォームの方が少ない。
増え続ける空き家と所得の減った若年層のマッチングでリフォームも増えるだろう。新築需要も建売が増えて注文住宅は減る。若年層向けのデザイナーズ住宅がこれからの主流になりそうだ。
逆にリフォームは建て替えを躊躇する高齢者が多いので予算的には恵まれている。必要に迫られて建てた家を自分好みにリフォームする方が増えた。少しぐらいの予算オーバーよりも自分のイメージを大切にする傾向がある。