青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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年取った

朝から気温が低く寒い。こう言う日は大工たちも外部より内部の方が楽だろう。もう一息で外部も完了する。明日からは電気工事の配線が入る。給排水はバスユニットもついて終えている。 
 
突然メールが送受信できなくなった。大慌てであちこちいじったり設定をやり直したり。思えば2日前に毎日来る迷惑メールが急に減った。さほど気にもせず放っておいたが変とは思っていた。 
 
サーバーから容量がいっぱいになった旨メールが来た。迷惑メールをゴミ箱に捨てるのだが削除はしなかった。3万通くらい溜まって容量オーバーとなったのだろう。 
  
ゴミ箱に入れただけだと単なる保管なので容量が増える。そんな単純なことも知らず適当にゴミ箱に入れていた。まだまだ知らないことばかりだと痛感した次第である。 
 
最近スマホに変えたら設定やら何やら面倒臭い。事務所はWi-Fiが入っているが自宅はない。隣の息子のWi-Fiを使おうと増幅器を入れた。その設定でこけて繋がらない。 
 
こんな時は根気よく何度もトライするのが基本だ。それが根気もなくなり見えにくいのもあって頓挫する。息子たちに頼んでやっとなんとかなる。こう言う時なのだよ、年取ったと思うのは。


運動より仕事

昨夜は雨が降ったり今日も朝方は気温が高い。日中はあまり上がらないので結局は寒い一日になった。材料の引き取りや搬入があってほぼ一日配達に精を出した。 
 
たまに体を動かしたりしないと調子が悪くなる。材木の配達は重いし積み下ろしなので結構疲れる。夕方になると体が痛くなるが次の日は調子がいい。 
 
適度に体を動かせと言うことだがパソコンばかりいじっているとあちこち痛くなる。7日には健診を受けたがあちこち再検査をしないとならない。順調なのは体重の増加で増え続けて止まらない。 
 
膝が痛いのは10年も前からだが手の関節が痛くなる。運動不足かと思い握力を鍛えたりしているが成果は上がらない。ところが材木を運んだり握ったりすると治る。 
 
思うに多少の運動よりは仕事で材木運びをした方がよほど運動になる。材木を運ぶのは握ったり持ち上げたりが多い。落とすとグチャグチャになり積み直しになる。 
 
仕上げ材だと傷をつけられないので余計慎重に動かす。しっかり握らないと落とすので力が入る。落とすと息子に怒られる。再加工しないとならなくなるからだ。


外壁の防火

朝は冷え込んだが徐々に気温が上がる。外壁の工事も板貼りにに入り今日から貼り始める。防火のために下地に耐火ボードを貼らないとならない。境界からの離れで貼る部分が決まる。 
 
一階は3m二階は5m以内は対象になる。よほど大きな敷地でない限り対象になる。ボードは耐水性であることも条件になる。 
 
同じ外壁の防火でも鉄板サイディングの場合は合板でもボードでも良い。耐震の観点から合板の方がボードより強いから合板が普通だ。筋違も軽減できるからコストも下がる。 
 
似たようなものに軒裏がある。火事には一番最初に燃える。しかし軒裏は防火の規定が厳格ではない。古民家などは軒裏は屋根の野地板が見えている。 
 
防火地域の厳しいところ以外は板でも問題がない。ただ確認申請時に防火の観点から板貼りはやめるよう指導される。別に違反ではないから無視しているが。 
 
今週中にも外部は完了できそうだが後はコーキングを入れると完了する。今回は軒の出がないところもあるのでコーキングはしっかりやらないとならない。IMG_0295


もなみ

昨日はいつもの温泉へ行き帰りに旧大野村の道の駅に寄った。小さい子供連れの若い夫婦がいっぱい集まっている。何事かと思ったら”もなみ”があると。秋田のなまはげのような鬼の面をつけて子供を脅かす。 
 
抱いてもらって写真を撮るので列になっていた。子供の成長を願う行事なのだろう。すぐ近くの集落では新年のそば祭りが開かれている。正月の農閑期の行事なのだろう。 
 
典型的な過疎の村なので若い夫婦がこんなに集まることは珍しい。村に住んでいなくてもこのために帰省する。仕事もなく住んでいなくても行事があればこうやって帰って来る。 
 
帰る途中の道路は両側に空き家が並ぶ。正月のこの時だけ若者が集まるのは別世界のような気がする。何でも過疎化と結びつけるのはどうかと思うが年々人口が減って放置された家が多くなった。 
 
人口の割には職人の比率が高い。当社も大工はほとんど郡部から来ている。下請け業者の半分以上は市内ではない。都会へ出稼ぎに行くよりはマシなのだろう。 
 
通るたびに業者の倉庫が壊されるのは廃業したのだろう。壊さなくても放置されて崩れかかっているのもある。人手不足と人口減がなんとなく一致しない。IMG_0288


現場管理

今日も陽が出て日中は暖かい。給排水と屋根と電気と大工が入って現場は賑やかになった。休憩時にはお互い情報交換をしたりしている。細い部分の打ち合わせもあって順調に進んでいる。 
 
来る予定だった大工が来れなくなり二人でやることになった。サラリーマンの感覚からするといきなり来なくなるとかは理解できない。フリーの大工はよくあることだ。 
 
現場の進行は現場管理が握っている。業者をせかしたり資材搬入を調節するのも仕事だ。職人不足でどこも遅れ気味なのでなかなか来てくれない。そこをうまく交渉するのが腕だ。 
 
職人は自社の仕事が切れ目なく続くことが一番だ。だから一遍に来たり空いたりするのが困る。日給制の職人は仕事がなくなると無給になる。親方は過不足なく仕事ができるように走り回る。 
 
こちらの都合ですぐやって欲しくても混んでいれば違う職種の業者を向ける。工程もあるが早めたり休ませたりする。大工のようにずっと継続で来るところにしわ寄せがいく。 
 
配線が遅れてもその部分を貼らないで後で貼ったりする。一気にやったほうが早いのだが待ってやる。それを調整するのが管理の腕、極意なのだ。だから現場を掛け持ちし過ぎるとこんがらかる。