青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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40万キロ

今日も暑い一日。ほぼ一日事務所で図面やら見積もり。粗末な性格なのか図面を描き印刷すると間違いが見つかる。夕方には捨てる図面が何十枚も出る。勿体無いが使い道もないし捨てるしかない。 
 
カラーレーザーで印刷するが用紙に綺麗に出る紙を使う。表面の仕上げが違うのだが厚さとかを指定して買う。紙の厚さは1000枚の重さを計りKgで言う。50キロとか70キロとかで厚さが違う。 
 
この前買うときに70キロを買うつもりが90キロを注文した。厚くて立派なのだが何枚も綴じたりすると扱いにくい。70キロだと厚さも重ねた時もちょうど良い。 
 
もちろん重さで値段が変わるから90キロの用紙は高い。お施主様に勿体無いと言われた時もあった。まあ厚紙みたいなもんだからね。間違ったからしょうがない。 
 
トラックがいよいよ40万キロの大台に近づいた。0が揃ったところを撮りたいがなかなか難しい。ついうっかりすると過ぎてしまう。いきなり道路で急停車するわけもいかず近くなったら心して走るようにする。 
 
平成5年4月の登録だから25年かかったわけだ。エンジン、シャシ以外は交換や修理で新しい。ボディだって全塗装したし。ガラス類は元のままだな。洗車しないから汚い車だね。CIMG7744


気温が上がり真夏並みの暑さ。午前中はいつものように事務所、午後からストーブの煙突現場へ。壁の一部に板を張るところがある。天井材の杉はあるのだが面白くない。 
 
で、在庫で余っていたカラマツの羽目板を見つけた。在庫になっていたのだが引っ張り出してみた。少し埃をかぶっていたのでサンダーをかけて綺麗にする。何度も運んで傷んでいるのは捨てた。 
 
壁の作り付けとかカウンター材にカラマツを使うので違和感がないと思った。カラマツは色が杉よりも赤く濃い。節が多く脂っぽいからだ。あるのはほとんど無節で幅が8センチと狭い。 
 
一般に狭い羽目板は小さい部屋の天井に使う。今回は1階2階ともすべてなのでかなり広い。だから広めの12センチを張っている。8センチ幅だとチマチマした感じで好みの問題だが合わない。 
 
ところが壁は大きいと変な感じで狭い方がスッキリする。残っているカラマツは壁に使ったのの残りだ。テレビ台を置くバックの壁は板を張る予定だった。将来大スクリーンの吊り下げにも対応できるようにしたかった。 
 
当初は杉の羽目板を考えていた。幅が狭いのがないのと吊り下げの金具が取り付くから硬い丈夫な方が良い。で、杉より硬いのと幅が狭いので使うことにした。CIMG7740


書類

朝はさすがに冷え込んで半袖はない。ワンコの散歩は上着が必要でたっぷりと朝露に濡れる。溜まった見積をセッセと片付ける。県産材コンテストのリフォーム部門が新設されたとかで出品をする。 
 
およそ設計屋らしくないのだが図面とか書類を作るのが得手ではない。パソコンで考えるのは楽しいが詳細図になると間違いだらけで嫌になる。有り体に言えば面倒臭い。 
 
図面なら間違いが決定的でない限り問題はない。書類はそうはいかない。特にコンテストは県の主催であるから一字一句間違いは認められない。 
 
県産材を使ったコンテストであるから県産材証明を添付する。これを書くには何月何日にどこから何の樹種でどんな規格で仕入れたかとか書く。調べるには過去の伝票をひっくり返し日時を特定する。 
 
で、伝票は用済みは倉庫の棚にダンボールに入れて保管している。今回のは3年前の物件があって箱から出してめくって調べた。実に面倒臭い。 
 
お施主様に出す見積に比べ格段に時間がかかる。年々増え続ける見積依頼は現場管理よりも面倒だ。まずは現場へ行き要望を聞きながら図面化し見積もる。流れがわかっているから図面はすぐできる。 
 
ところが官に出す書類は書き慣れていない。で、間違う。間違うと送り返されてまた作る。もしくは訂正をする。これが時間がかかる。だからやりたくない。そうもいかないけど。


見積

朝一番でリフォームの見積もりで現場に行く。舗装や土留めの工事なので業者も来る。自社施工の家なので敷地の状況はよくわかっている。既存の土留めや敷地の高低が現場の打ち合わせになる。 
 
5,60坪と広い駐車スペースが砕石を敷いただけになっている。雑草が生えて見た目も良くないしどうにかしたいと思っていたようだ。黒土の農地としては最高の敷地なので草も生える。 
 
とりあえず見積をする間に除草剤を撒くことにした。石混じりだと草を取るのも容易でない。駐車場であれば硬いし相当な苦労になる。事務所も面倒なので除草剤を撒く。 
 
見積や図面が溜まって暇さえあれば事務所に篭る。見積依頼もあって業者がひっきりなしにやってくる。早いところは4,5日で遅いところは10日もかかる。私はどちらかと言うとあまり見積を取らない。 
 
同じようなパターンは取らなくてもわかる場合が多い。業者だって電卓を叩くよりは道具を持つ方が得意だろう。計算違いが意外に少ないので何度も計算するのだろう。ヒゲ面の親父が電卓をいじっているのが目に浮かぶ。 
 
細部の設計図を描くと必要な材料がわかってくる。数さえわかれば相場の値段で入れて行く。パソコンなので計算違いはないからすぐ見積できる。施工図や詳細図を描くところが肝なのだ。それを業者にやらせようとするのが多いと聞く。CIMG7737

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人口減社会

久しぶりに晴れて午後は暑い。まあまだ夏の名残は残っているからね。現場と見積図面でほぼ一日事務所。ありがたいことに仕事が出て見積に大忙しだ。 
 
こうやって仕事がゴチャゴチャと出てくるのは久しぶりだ。リフォームや小さい仕事が多いが仕事は仕事だ。忙しいのは何であれありがたい。この歳でこんなに仕事をするとは思ってなかった。 
 
だんだんと仕事が減り体力も落ちて自然にフェードアウトすると思っていた。お盆過ぎに親戚の不幸ごとが続いた。葬儀の簡素化が進んで大掛かりなものは減った。 
 
それでも二日ほどはかかるし日中なので仕事はできない。家内に頼もうにも家内だって葬儀やらで忙しい。夫婦が同じ日に別な葬儀が重なることもある。 
 
高齢で亡くなると空き家ないしは独り住まいになる。事務所の周辺だって空き家だらけだ。候補もいっぱいあって4,5年先はどうなるものか。 
 
増え続けるのは葬儀場で家族葬用の小さな施設が多くなった。葬祭は私が80歳くらいになるまで増え続ける。介護施設はその前に減り葬祭も減る。こうやって人口減時代になっていくのだろう。