青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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タイル貼り

早起きをして薪を片付けたり倉庫を整理する。半袖シャツのままだと寒いくらいだ。日中もあまり気温が上がらず快適は快適だ。現場は今日から電気工事が入り器具付けをした。タイル貼りは今日であらかた目処がつき和室の聚楽が残る。 
 
前回は黒いタイルを四半貼りにした。今回は同じタイルを200角にして普通の芋目地で貼った。玄関の大きさやデザイン次第でタイルの大きさや貼りかたが変わる。 
 
住宅でタイルを張るところは玄関だけが残った。キッチンはパネルが全盛で目地がないので汚れないと多くなった。しかし長期的に見ればタイルの方が長持ちする。パネルはタイルよりは柔らかいしないと言っても目地はある。 
 
壁や器具の取り合いはコーキングで処理する。タイルならモルタルかコーキングになる。モルタルは時間の経過でひび割れたり隙間が空く。コーキングはカビが生えて汚くなる。 
 
当社ではできるならタイル貼りを勧めるが現場による。大きな面積なら圧倒的にタイルの方が見栄えする。小さいと工事も面倒だし切った面が多くなって汚い。それでも当社ではタイル貼りをできるところはやっている。
 
一つにはキッチンを作る方が多いのもある。手作りキッチンにはタイルの方が似合う。パネルはやはり建材なので傷や変色はつきものだ。タイルの目地に汚れがついて取れないので嫌だと言う方もいる。 
 
IHヒーターや性能の良いレンジフードのおかげであまり汚れなくなった。だから汚れのことはあまり気にしなくても良いと思う。何と言っても古民家が売りなのだからパネルよりはタイルの方がレトロだろう。CIMG6460

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タイル貼り

今日は涼しくエアコンもいらない。昨日も暑かったが夕立のような雨が降った。現場も外部の埃が流されて綺麗になった。駐車場の舗装もできてあとはモルタル仕上げとタイルだけになった。 
 
今日もタイル貼りにかかって墨出しとカットする部分が終わった。タイルは割付とカットが重要だ。ただ貼るだけだったらすぐにできる。現場はタイルに合わせて作っていないからどこかに半端が入る。 
 
タイルを張る場合はまず割付を考える。できるだけカットの少ない方法をとる。もちろん目立つポイントがあるからそこはカットなしを持っていく。いきなり正面の目立つところが半端ものでは格好が悪い。 
 
そこが決まればあとは早い。今回は200角の黒を張る。前回は同じタイルの300角だったがこちらは200角の方が納まりが良い。狭いところや込み入ったのは大きなタイルは半端だらけで見た目が悪い。 
 
玄関は内外があって同じものを張るが目地は通す。ドアを開けた時にずれるとすごく気になる。外階段とか気になるところはモルタルでしごいて仕上げる。今の現場は正面だけが見られるので玄関とかポイントになるところはきっちり仕上げる。 
 
物置小屋も母屋と同じ仕上げで鎧張りになっている。小屋だからと言っても正面で目立つので玄関周りと同じにした。連続して見えるので駐車場も含めて一体感が出る。CIMG6457


職人のノウハウ

リフォームの現場は最後の仕上げで漆喰が今日で終わる。聚楽壁が残ってあとはタイル貼りになる。来週初めには良いところまでいくだろう。ただ来週初めは曇りがちのようだが。アスファルトとタイル貼りは雨は難しい。 
 
大工が棚をつけ細部の仕上げを終わらせた。照明器具やアンテナの取り付けと配線で電気屋も仕上げに入る。ただ足場のかかったところの照明器具が納期が未定ではっきりしない。足場をバラさないと建具とか清掃が入れない。終わらないと言うことだ。 
 
毎度今頃の時期は日程がうまくいかずイライラすることが多い。メーカーが欠品で思いがけなく工期が遅れたりはよくある。メーカーに催促しても在庫を極端に減らしているのでどうにもならない。カタログを見るとなるほどこれを選ぶと納期がかかると小さく書いてある。 
 
現場管理の仕事は細部に捕らわれ過ぎずに鷹揚に構えることが大事だ。ピンチはあらゆる手を尽くすとそれなりに何とかなるものだ。物事は悲観的に考えないこだ。間に合わせる事に関しては職人の方がどうにかする技術を持っているものだ。 
 
高いところへつける照明器具が欠品だと足場が取れない。取れないと床の養生から清掃まで全く進まない。しかし職人に相談すると足場がなくても取り付けできる方法を考える。現場監督には思いつかなくても職人はノウハウがある。 
 
兎にも角にも今月中には完成引渡しが厳命であるからそれに向けて各職人を叱咤激励する。間に合わないところは他の職人の協力も含めて何とかする。CIMG6447


自然塗料

月曜にメーカーヘ修理出したパソコンが調子が良い。半年後におかしくなったこともあったのでまだ油断はできない。修理と言っても部品の交換なので機能的には変わらない。いきなり落ちてブラックアウトしてしまうのだ。今のところはその気配はない。 
 
今日も暑くて昼に現場でパイプ取り付けをしたら汗をかいて少し具合が悪くなった。水を飲んで休んで元には戻ったが。昨夜は暑くて一階の座敷で寝たが寒くて夜中に起きた。風邪気味になったのだろうか。全くこの暑さはこたえる。 
 
リフォームの現場は漆喰が後半に入り来週初めには終わりそうだ。照明器具と建具の取り付けをしてだいたい完了となる。今日は大工が棚や各種器具類をつけている。明日から電気工事が入って器具付けをする。足場のあるところにつける器具だけが欠品で遅れる。 
 
足場が外れないことには他が進まない。照明器具も足場がないと取り付けできない。困ったことになった。ネットで注文するようになって催促やキャンセルがやりにくくなった。予定日もなかなか出てこない。イライライするが待つしかない。 
 
木の塗装に柿渋を使ったが間を置いて塗装したら後の色が濃くなった。柿渋は生ものなので時間が経つと固まったりする。混ぜた松煙が濃くなったのか柿渋が変色したのか濃くなってしまった。柿渋は時間がの経過で赤っぽく変色するのでまだこれから変わることもある。 
 
ウレタンとか石油系の塗料は変色も少ない。時間の経過による変色も少ない。乾燥も早く工事が早いし皮膜も硬い。自然塗料と呼ばれるものは色や仕上がりに安定感がない。その都度変わったり塗装技術も難しい。まあ敬遠されることも多いが仕上がりの古色感は捨てがたい。


古民家デザイン

暑い日が続く中現場はゴチャゴチャと業者が出入りする。別に皆さんが遊び来ている訳ではない。当たり前だが。左官は今日も3人と漆喰が半分は終わった。水道屋が器具付けを始め午前中で帰る。入れ替わるように大工と塗装が入る。合間に材料の配達が来たりメーカーが来る。 
 
いよいよリフォームの現場も仕上げの最後になった。漆喰は明日で終了し聚楽壁が残る。タイルも入荷予定だし外部のアスファルトもある。塗装は仕上げを残してほとんど終わった。大工は小屋の棚とかパイプの取り付け。傷とか残した部分を仕上げる。電気も明後日から取り付けになる。 
 
来週中でほぼ完成予定だ。照明器具が足場がないとできない部分が残る。欠品で入荷待ちになっている。毎回今頃の時期は現場管理も目が回るほど忙しい。トラブルめいたことも起こるしまあまあと仲裁もする。 
 
今回は柱型をつけて漆喰で仕上げた。パッと見は本物の古民家そのものだ。塗装も柿渋に松煙を混ぜて古臭く見せている。できてから何年か経ったように見える。一部の部屋はクロス張りになっているが壁面の一部を色を変えたりした。 
 
住宅会社などはデザインと称してよくやる。素材ではなく表面のクロスで変えるのは安易すぎる気もするがそんなものだろう。そう言う意味で漆喰の部分とクロスの部分が印象が変わるかもしれない。新築と違って全て本物でとかそう言うことはできない。CIMG6435