青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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1日中雪が降り積雪も増えた。通勤途中のコンビニの工事も完成間際で仕上げが急ピッチ。
どちらも同じ色で似たような外壁だ。コンビニもセブンイレブンの拡大が続くようだ。

昨日は仕事もなく家内と銭湯に行ったりゆっくり過ごす。隣の息子たちも薪を運んだりノンビリしている。
孫を預かって世話で半日かかる。まあ楽しいって言えば楽しい。

薪は一昨年サクラを割ったのが沢山ある。製材した余りや皮の部分が大量に在庫してある。
チェンソーで切ればすぐ使える。雪が積もるので薪小屋へしまっておかないと日常は使えない。
あと1年分は在庫があるので当分は不足しない。

事務所の脇にもあったがお客様にあげてしまった。昨年秋に倒したイチョウもあるがまだ乾燥していない。
細い枝部分は丸太なのでなお乾燥が遅い。イチョウは割るのが難儀する。
簡単に割れないのだ。材木としては硬い部類ではないのに割るには粘って簡単でない。

薪ストーブは今年も予定している。ストーブ本体も鋳物と鉄板の両方取り付け済みだ。
鋳物は温まるのに時間がかかるが鉄板製はすぐ熱くなる。冷えるときは逆になるが。

朝晩しか燃やさない方は鉄板のほうが良い。立ち上がりの早さが違う。
デザインとか薪の使用量で多少メーカーごとに特徴がある。ややこしい燃焼方式ほど部品も複雑で交換に金がかかる。

鋳物製でゆっくり燃やして薪を節約と言うのが欧米の主流だ。鉄板製は国産に多く比較的安い。
燃やしてみると立ち上がりも早く良いのだが薪の持ちが悪い。
温まるのが早ければ薪も少ないような気がするので同じだと思う。構造も単純で消耗品も少なく安上がりだ。
零細業者が多く鐵工所などの手つくりも出回っている。アフターとか修理に少し不安がある。

ホームセンターなどで薄い鉄板のダルマストーブもある。こちらは作業場や小屋などで使用するには良いかもしれない。
室内で使うには二重煙突など高い煙突でないと使えない。ストーブ本体よりも高くなるのが欠点だ。


競争

大寒も過ぎて日中も1,2度までしか上がらない。午前中は現場と午後は打合せ。
スケジュールも含め具体的な話が続く。来週にはショールームで機種選定とか忙しくなる。
今年はリフォームが多いのだが来月から着工もある。

広告やチラシなどなとを使って集客するとか作戦はいろいろ考えている。
需要があっても掘り起こしが一番重要だ。営業兼設計なので広告などが主になる。

金次第で広告は効果が出る。一度より二度、三度と続けることが重要で効果も上がる。
わかってはいるが効果が確実に上がると言う保証もない。

何もしないよりはと考えるか効率でいくか迷うところだ。とにかくジッとしていると何も始まらない。
春には何かをやろうと思っている。資金繰りで頭が痛いが。

打合せに行く途中に昨年打合せた現場があって他所が工事中だ。断られた現場と言うことだが実際に見ると気が滅入る。
業者が自分のところより優れているなら納得する。負け惜しみもあるが技術や設計力では負けていない。
仕事だからこんなのはしょっちゅうある。いちいち落ち込んでいる場合じゃないが冷静に敗因を分析するのも大事だ。


画一化

銀行へ行ったり伝票を整理したり午前中は事務所。昼には地産地消の本の三上氏が来社。
昨年総集編として発行された本を他所で配ってもらおうと依頼してあった。
以前掲載されたものを集めたから同じのが別の本に載っている。ダブルから無駄だと思っていた。

どちらかと言うと当社で配るのはたかが知れている。図書館とか書店で無料配布してもらった方が効果がある。
そこで三上氏が引き取り書店などに持って行ってもらった。多分一月もかからず捌けてしまうだろう。

総集編もだが3月刊行予定の編集がさっぱりだ。例年ならもう印刷にかかる頃だろう。
原稿も来ないし間に合うのだろうか。

何事も熱意がなければ成し得ない。今年から代わった業者はこだわりや熱意が感じられない。
地元材を使った家つくりは少数派でこだわりがなければできない。
編集者もそれなりの知識が必要だ。

手刻みとか主流とは言えないものが一般の施主に受け入れらるには熱意が必要だ。
こうしたこだわりや信念のようなものが業者同様編集者にも必要だ。それでないととても興味を持ってもらえない。

ますます大企業が幅を利かす流れにマイナーなものを続ける業者は熱意がある方が多い。
衣食住のうち住だけが個性やこだわりから離れていく。ファッションや食はマイナーなものに注目が集まる。

物流の覇者であるイオンも画一化から離れることで生き残りを探る。なのに住まいだけはまだ画一化に邁進中だ。
いつになったらこだわりや手つくりの住まいが注目されるだろうか。


願望に近い予想

今朝も雪がぱらつく割には暖かい。昼には日も出て道路は溶け始めた雪が車を汚す。
午前中は業者と午後はお施主様と打合せ。

午前中の業者はプレカット業者であまり縁がない。小屋とか何度か使ったことがあった。
傾向としては手刻みからプレカットの流れは増えている。いずれは新築もプレカットでと言うこともあるだろう。
付き合いだけは欠かさないようにしている。プレカット業者はもともと材木店や製材所が多い。
無垢材の丸太が売れなくなってプレカットに業種変換したところが多い。

何と言っても新築工事はプレカットが100%になる。だから業界の動きには敏感だ。
昨年と比較して今年の予想は横ばいと見ているようだ。消費税上げがあって駆け込みがあるかもしれない。
経済市況も横ばいか漸増と予想している。

来年の消費税上げ後の予想はだいぶ悲観的に見ている。私的にはそんなに変わらないと思うのだが。
数で勝負する会社には減るのが少なくとも業績には大きく出る。

その点当社のような零細業者には全体の流れより年々の浮き沈みの方が大きい。ここ2,3年少し調子が下がり気味だから今年あたりから上向くと思っている。
願望に近い予想だが。


リフォーム需要

昨日の雪が残って渋滞が続く。事務所のボイラー交換が午前中で済み暖房が効く。
ファンヒーターや電気ストーブではやはり能力不足だ。床暖房の威力はすごい。

床暖房屋は付き合いが長い。深夜電力の暖房が電力会社の要請で減る傾向だ。
その前は石油給湯器による暖房が主力だった。電気時代が10年ほど続き今は省エネタイプの電気の時代だ。
エコキュートとかヒーポンが増えた。

そのせいもあって温水を使う床暖房は時代遅れになった。親子でやっている暖房屋は仕事が減っていた。
しかし取り替え需要が発生してボイラー交換に忙しい。リフォーム需要そのものだ。

新築のように電気に変えたくても工事費もかかる。ボイラー交換だけだと懐には省エネだ、灯油も下がったことだし。
大手の給排水業者はボイラー交換などは面倒くさい。現場の下見と見積もり、工事、集金と手間がかかる。
その割には金額は張らないので敬遠気味だ。自社施工のときは仕方なくやるようだが。

暖房屋の話だと築20年くらいが多くてその頃は水周りが傷む。子供の手離れにもよるが大掛かりなリフォームは思い切れない。
定年とか子供の成長とかのタイミングでリフォーム需要は決まるようだ。故障という絶対的要素があればタイミングどころでない。

高年齢の世帯も結構交換が多いそうだ。故障というのは事情にこだわってくれない。
リフォームと一口に言っても金額は個々の事情による。大掛かりなものだけを狙ってもそううまくはいかない。

ただ言えるのは小さな仕事の裏には次々と小さな仕事が続くということだ。
とっかかりさえ掴めばリフォーム需要だけでなく子供世帯の新築まで芋蔓式に需要が出てくる。
独立するときにリフォームから新築需要を掴み売り上げを伸ばすと言う戦略だったのを思い出した。