青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ここしばらく冷え込んだので今日は暖かく感じる。事務所前の雪も溶け道路の雪はほとんど消えた。
少し続くようなのでだいぶ溶けるだろう。

3年前に建てたところがストーブの煙突付近から漏ってきた。現場へ行くと煙突廻りの天井からシミがでている。
屋根か煙突のコーキングかと思っていた。窓の廻りに結露があってよく見ると家中が同じだ。

ペアガラス入りになって窓ガラスの結露は減ってきた。昔はよくあったが最近は少ない。
断熱材の進歩で躯体の結露はほとんどなくなった。竣工後の最初の冬は漆喰などが乾かないので結露がたまにある。

その場合でも全ての窓がタオルを敷くほど濡れるのは珍しい。そもそも薪ストーブの暖房は乾燥する場合が多い。
ヤカンを載せたりせっせと加湿する。今回は加湿なしでこれだけ結露が出る。

思うに結露が煙突の内部に入り濡れているのではないか。漏っているのではなく結露で濡れるのだ。
問題はどうやって結露を防ぐかだが換気が一番だ。とにかく室内の湿気を出すことだ。
家族が日中も在宅の場合は湿気が出る確率は高い。しかも1日中ストーブを燃やす。

換気は簡単なようで継続させるのは難しい。窓を開ければ寒いし熱が逃げるので勿体無い。
しかも5分や10分くらいではダメで1時間は最低必要だ。換気扇を回しっぱなしでも効果がある。
よく考えてみると暖房しすぎと言う面もあってやめろとは言い難い。