午前中は事務所、午後からお施主様とショールームへ。その後先日の煙突のシミの現場へ。
原因は煙突を囲う箱の内部結露。室内内が湿気ると煙突内部が上から冷やされ結露となる。
もちろん煙突内部もロックウールが充填されている。それでも煙突のトップから冷やされ結露になる。
防ぐには湿気を吐き出すことだがこれが難しい。寒いのを我慢して換気してもらうのが一番だ。
せっかく温めたのに窓を開放すると寒くなる。不快なことはやりたくないのが人情だ。
なのでなかなか換気できない。
換気扇が各部屋ごとに設置している。こういう時のために役に立つのだが電気代もかかるし何と無く無駄な気がする。
で、なかなか回してくれない。
結露は厄介なもので窓や煙突などわかりやすいところだと目に見える。壁の中とか押入れの中などが結露すると見つけにくい。
見つけにくいものはないと思うから発見した時は大事だ。壁を剥がして大騒ぎとなる。
窓枠なども黒ずんで腐ってくる。そうなる前に何とかしたいのだが決定打がない。
セッセと換気するとか湿気を出さないようにするとかしかない。至極当たり前のことを実行していただくよりない。
設計上のミスと簡単には言えない。施主がどのくらいの温度で満足するかとか在宅時間がいつかとか…..。
それぞれの生活スタイルがあって様々だ。引き渡す時に十分に説明するが生活するまでわからない。
特に女性は乾燥を嫌うので余計換気したがらない。