朝養生ボードを現場搬入、午後は作業場へ。カンナ屑を貯めたサイロを抜いてもらうのに今日来てもらった。排出能力が弱く4トン車のアオリ付きで半日かかる。隣の製材所はモーターが強力なのか小一時間もあれば満杯になる。前にも遅すぎて来なくなった業者もいて当社でがダンプを借りて持って行った。
鋸屑とカンナ屑があってカンナ屑の方が大きい。牛舎に敷くのはカンナ屑で鋸屑は肥料になる。買い取る業者はどちらでも持って行く。基本的にタダで引き取ってもらえるが運ぶのに時間がかかって敬遠される。運ぶのでなくて積み込むのに時間がかかるのだが。
作業場開設以来引き取り業者は4,5社変わった。近辺の肉牛飼育の農家は2トン車で2台もあれば何ヶ月も持つ。大きな業者は当社の排出時間がかかるのを敬遠する。サイロは当社だと年に満タンで1回抜けば良い。2トン車で7,8台、4トン車だと3回抜けば良い。
当社クラスの工務店だと箱型木造のクズ箱を作る。真下に開口を設けトラックを入れて抜く。せいぜい2トン車一台分くらいだ。当社のサイロは大型でサイズがかなり大きい。元は粉炭を作る工場だった。安い中国製に押され廃業した。
2トン車一台分だとすぐ満杯になってしまう。刻みに入ると何度か抜かないと溢れる。サイロは空だと2棟分刻んでも大丈夫だ。過剰設備ってことだ。息子は加工する際に大きいサイズからかなり削って落とす。つまりカンナ屑が大量に出るから大きなサイロは好都合ではあるのだ。
建材を使うとか材木店からプレーナーの掛かった製品を買うかするとカンナ掛けが減る。荒挽きのさらに曲がった材木をまっすぐに直しながら作ればカンナ屑だらけだ。材木店から買うより丸太買いで製材した方が安く上がる。ただ乾燥手間とカンナ掛けがかかってしまう。