今日も晴れて快適な1日。現場は電気工事がメドがついた。照明器具も取り付けてほぼ完成。明日は大工工事を予定している。
見学会の案内配りであちこち廻る。廻るったって何箇所もある訳ではない。過去のお施主様とか業者くらいだ。お施主様のところへ行くとついでにクレーム処理を頼まれる。仕事をもらうと言うよりアフターになってしまう。それはそれで意味のあることはあるが。
私の同年代も定年を迎え建てるか直すかの時期が少し遠のいた。退職金と言う一生に一度しかない裕福な時が過ぎた。建てて20年位が経ってあちこち直すところも出てくる。おがかりに直す方もいれば少しその都度と言う方もいる。いずれにしても壊れると直さないとならない。
熊本の地震を見ても年寄り夫婦の古い家が倒壊している。建て替えはもちろん大掛かりな修理もままならないだろう。そう言った時に頑丈で地震に強い家だったらどんなに助かるだろう。デザインとか使い勝手などどうでも良いから壊れないで欲しい。
しかし現実は相変わらずデザインとか便利な機能とかばかり注目される。本当はシンプルで丈夫な平屋が一番だと思う。私も平屋に住んでいるが別棟の寝室は二階建になっている。年々階段を上るのが面倒というか疲れる。平屋だったらそれだけで老後の住まいとしてかなり満足できる。残念だが現実はドンドンかけ離れたものが増えている。