青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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午前中先日解体の終わった現場で位置出し。建物位置を出してレベルを測って基準になる高さを決める。これで建物の位置と基礎高さを出す。後ろ側の土留めの高さも自動的に決めることになる。 
 
位置出しは確認申請にも必要なのでほぼ決まっている。高さも決まっているのだが基礎工事の際の残土量に影響する。高く取ると残土は減るし低くすると増える。残土は処分するにも運搬するにも経費がかかるからできれば出したくない。 
 
その量は地盤の高さにかなり影響される。位置出しが済んで地盤調査の結果待ちになる。今月中には地鎮祭も終えて基礎工事の事前準備完了になる。 
 
作業場では刻みが進行中だが二階床現しなので4寸角の根太が仕上げ材になる。普通だと天井があって見えないのだが今回は全て見える。節のない材料になるので選んで使うことになる。短い部材もあるので拾い出しして集めて作る。 
 
二階天井も屋根の勾配がそのまま見えてくるので配線などが見えてしまう。これがこういう家の難しいところで慣れないと相当な苦労がある。電気工事業社と打ち合わせが必要でいつも苦労する。配線距離も長くなりがちで高くつく。 
 
電気配線と言えば昔風のガイシ配線と言うのもある。これは瀬戸物でできたガイシをつなげて配線するやり方だが相当難しい。触れるようなところだと傷をつけて漏電する。配線工事が面倒で手間がかかるのでやったことはない。
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