青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ガッチリ冷え込んで道路はアイスバーン状態。材木を積んで現場への途中で滑ってハンドルを取られる。トラックは夏の間もスタッドレスを履いていたがすり減って滑る。現場は今日からまた二人に戻ってサッシ取付が済んで外部の断熱材を貼った。とりあえずこれで外部は塞がる。 
 
先ほどもお施主様のご家族が現場へお見えになった。奥様やご家族の関心は暖かい家にして欲しいと言うことだ。断熱は古民家であっても要求される時代なのだ。ご主人はこだわった家つくりであっても家族には単なる趣味の問題かもしれない。 
 
とかく古民家風を標榜する工務店には耐震性や断熱をないがしろにする例もある。確かにこれらは相反することも多く無視したいのも山々なのだ。外部は特に難しく屋根垂木現しは和風の基本なのに断熱のためにできなくなる。今の現場は本屋がそうで垂木現しは下野部分に限られる。
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内部の真壁には断熱材を外にする必要がある。基礎はもちろん天井も外断熱になる。連続性を保つためにはグルリと外断熱になってしまう。すると屋根は垂木の外に断熱だから現し垂木ができなくなる。断熱のない下野部分は例外になる。 
 
外壁を貼る関係から壁はできるだけ薄くしたい。でないと板を貼ってササラをつける鎧張りの場合は柱から離れてしまう。となると断熱材は手に入る最高級のものになってしまう。今だとウレタンが一番性能が良い。で、ウレタンの外断熱になった。
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来週は月火と大工はよその応援に行く。借りたお返しなので断ることができない。なんだかんだと住宅が建っているのか大工が足りない。水曜には下野部分の加工と搬入があってトラックを借りる。フローリングの材料を運ぶために私は遠くまで走る。来週は足場の組み替えや瓦屋、板金屋と業者の出入りは多い。