青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日も現場は大にぎわい。大工、板金、塗装、煙突工事と車は溢れ建物内には人が溢れる。仕上げ工事が近くなると大工仕事が急ピッチで仕上がる。午前と午後では見た目がだいぶ変わる。塗装と板金は外部だが薪ストーブの煙突が内部も半分ほど仕上がる。
 
外部塗装はほぼ終わりコーキングとか細部の仕上げになる。来週後半には内部塗装も始まる。次は漆喰になるがこれが時間がかかる。しかも硬化の時間がもあってすぐ器具付けができない。内部はクリアのニス仕上げになる。 
 
昔の鉄道の車内の木部仕上げはニスだった。時間の経過と重ね塗りで飴色になって風格がある。早く乾くラッカーやウレタンが主流だがニスも根強い人気がある。価格が比較的安いのとアルコールの揮発で仕上げるのでシンナーを使わない。 
 
今は水性ウレタンも出て学校とかは指定になっている。夏ならいいが乾くのにすごく時間がかかってコスト的に高くつく。いずれ現場でシンナーが使われなくなるのはすぐだろう。働く職人たちのためにも良いことだのだろうが。 
 
大工たちは階段や腰板に取り掛かり今週中でいいところまで行きそうだ。4人体制で一人がキッチンの製作に取り掛かる。うまくいけば今週で大所は終わり補修とか家具だけが残る。息子ともう一人が階段や家具の専門で残りが板貼りになる。 
 
お施主様にも来月中の完成を言われており結構気にはしている。気にしているなんて悠長なことを言っている場合ではないがだからと言って端折る気もない。いつものやり方で一生懸命やるだけだ。CIMG5910