午前中は新築の現場へ、午後は作業場でテレビ台の加工。夕方リフォームの現場へより材料を届ける。車検が明日に決まって大慌てで配達をする。テレビ台も塗装に出す予定だったがそちらは息子の軽トラで運ぶ。
カウンター材とか梁材の余りで家具を作るのはよくある。もちろん使えるモノがあっての話ですが。何せ余った部分で作るから割れたり節があったりは止むを得ない。家具用に用意するなら別だが建築材よりもさらに高い。
一般に家具材は割れたり狂ったりしにくい良材を使う。板材が多く薄くなるので狂いが増える。梁材は厚みもあるし見る位置の違いで表面仕上げもラフになる。家具はもちろん近くで見るし手にも触れる。
塗装も梁材は現場塗装だが家具は専門の塗装屋に持ち込む。吹き付けで丁寧な仕上げと皮膜の美しさが違う。設備の整ったところでホコリもないから綺麗に仕上がる。現場はどうしてもホコリは舞うし養生も面倒だ。
いちばんは何と言っても見る視点の違いで仕上げの細かさだろう。手触りもツヤもひとランク上に見える。加工の欠点も隠せるし見える部分だけでも丁寧な仕上げができる。その代わり加工のミスは指摘されるしなかなかうるさい。