今日は一日中事務所。伝票を書いたり図面を描いたりさらに色々な雑用をこなす。支払いや銀行へ行ったり普段できないことをまとめてやると言う感じだ。夕方は早めに終わり祭り見物に出かける予定だ。
2,3年前から若い方の新築が減り中高年の仕事が増えた。私自身が高齢者入りしたこともある。作る家も最新のデザインと機能が売りと言うことでもない。どちらかと言うと古臭い古民家風が得意だ。
高齢者が増えて少なくない年金をもらう恵まれたのが増えた。30代で夫婦で稼ぐ金額よりも何もしない元公務員の年金が多い。旅行や趣味に励んでいる方もいる。夫婦で元公務員だと余裕で生活できる金額になる。
そう言う時代背景もあって古民家リフォームは需要はある。今後も増え続けるのは間違いない。商売として考えても狙い目なことは事実だ。と言うことで中高年が主要顧客になるのは当然と言えば当然だ。
AIの時代になってもリフォームは新築に比べ大企業の入り込む余地が小さい。すでに新築は効率化は行き着くところまで来た。こだわりや独自のデザインを追求すると規格外の手刻みしかできない。
車は自動運転によってライドシェアが進み車の所有が減る。住宅も所有より借りるのが主流になるかもしれない。そもそも1箇所に居続けることが必要なのかどうか。転勤族ではないがその都度住まいが変わることもあるだろう。
それは稼がなければならない世代ほど住まいが流動的だ。仕事によって居場所が変わることもある。自宅勤務もなかなか進まない。その点引退し家を持ちしかも古いとくれば直すか建てるしかない。住宅の仕事がリフォームにシフトしていくのは必然だ。