日曜は朝市から始まって十和田湖に近いところまでドライブ。家内は孫とぶどう狩りに行きいっぱいお土産をもらってご満足。何だかんだと帰宅したらすっかり暗くなってしまった。
あちこちの産直にも寄って野菜や果物を買い込んだ。近所の田んぼも稲刈りが始まり秋の収穫期に突入した。やはり旬のものはうまい。見れば皆買いたくなってしまう。あちこち廻って産直と呼ばれるところが閉まっている。作った時はいいが後が続かないと言うことか。
いつも思うが過疎地は空き家が多い。だから過疎地なのだが通るたびに増えている。藁葺き屋根の大きな家も放置されて崩れかかっている。解体費も払いたくないのか自然解体になっている。藁は簡単に腐ってしまうし柱だけが残っているところが多い。
古民家ブームと言いながら一方で放置されて腐るところもある。だからと言って解体をするとなると相当な費用になる。普通の家の倍はかかる。そこまでして残そうと思わないので解体材は意外と少ない。
当社の古民家リフォームも古い解体材ではなく新品を使う。曲がりも梁も新しい材を加工している。古材は洗ったり釘を抜いたり手間がかかる。ネットなどでは洗った古材も売っている。ただ安いとか限らない。
結局古民家と言っても本物でなくてもイメージが古いと満足する方が多い。新材を黒く塗って古民家に見せかける。当社も古い材で作らないから本当の古民家とは言えないかもしれない。本物の曲がりや梁材であることは間違い無いのだが。