2,3日前の寒さが和らぎ暖かく感じる。現場のゴミとかダンボールを積んで倉庫へ運ぶ。夕方自宅の薪が少なくなったので倉庫から運んだ。何年も前から製材の皮とか解体材を積み上げてあったのを秋に玉切りした。
職人不足の問題があってこれから建てる方法が変わっていきそうだ。住宅会社は一度に何棟か着工しシートを被せてほって置く。大工を次々と投入し効率よく建てていく。途中で日程が狂ったりして空きが出ないようにするためだ。
工程を管理して工期を短縮すると経費が省ける。材料と手間は値切るにも限度がある。空きをなくせば職人を半日単位であちこちへ廻せる。短縮で保険とか仮設電気、水道はては借りている駐車場代など間接経費を減らせる。
建築現場は特に住宅などは無駄が多く空き時間も多い。メーカーはコストダウンも徹底しているが現場はまだまだだ。時間もルーズだし打ち合わせや資材発注もいい加減なところがある。
建材は大工に発注数を数えさせるといつも余る。足りないと仕事が中途半端で次に移れない。余ったところで次の現場で使えば良いと思っている。余った材料は傷がつくし運ぶのもしまうのも大変だ。
現場管理の極意は資材発注ができるかどうかだろう。一枚数千円はする板を2,3枚余せば昼飯代ぐらいは出てくる。そう思えば高いのだが職人は平気だ。道具バカにも通じるが根が大雑把なのが多い。
良い仕事をするには材料も吟味したい。選びながらやりたいのだがあまりが出る。道具も今のもので間に合うのにより良い仕上げができると思い込む。彼らに合わせれば膨大な在庫が増え続けることになる。しかし良い仕上げのためには必要なことも事実だ。そこが悩ましい。