昨日より気温が下がり寒く感じる。外部の足場が外れた現場ではやっと外観が見れるようになった。小さくとも凝った外観は目を引くのか見学者が絶えない。大きくて立派な家は多いが小さくともキッチリと作り込まれた家は少ない。
中高年にとっては昔風のこじんまりした家は長年の夢だと言う方が多い。子供も育ち空き部屋も出て夫婦だけの家に関心が高い。小さい家はみすぼらしいとかその割にはコストはかかるしと悩みは多い。
実物を見せられてあーこんな家だと納得する方も多い。小さくてコストが安いとただの貸家になってしまう。それなりに豊かな老後を考えている方はいる。住宅メーカーなどは小さい家はあまり関心がない。
そもそも利益から言うと小さいとコストばかりかかって儲からない。いくら単価が張るとは言っても非現実的な金額では商売にならない。しかもほとんどは趣味性が強くさらに手間がかかる。手すりや暖房などの比率も高い。
高くなりがちな老後対策の小さな家は需要はあると思う。もちろん予算次第で実現不可能な方も多い。その折衷案ではないが、住んでいる家を古民家風なインテリアにして老後対策を考えるのが古民家リフォームだ。
素人には具体的なイメージはなかなか分かりにくい。予算も含めわからないことだらけだろう。新築のように相場というものがないからだ。内容次第でいかようにもなる。ただ壊れた器具を交換するだけなら簡単だが。