午前中は雨が降って蒸し暑い。午後から晴れて夏の日差しが照りつける。両方とも大工だけの現場になる。相棒が見つからない新築の現場は一人で外部の下地を作る。
大工が最終コーナーに差し掛かったリフォームの現場は玄関と下駄箱に取り掛かる。あと3日くらいで完成しそうだが細々材料の搬入が続く。たった一つの材料や金物がないだけでも完成しないので催促が激しくなる。
午前中は材木の午後からはボードの搬入をした。明日からの3連休に入る建材はメーカーに今日中に引き取るしかない。これができないとリフォームの現場は管理できない。建材店が休みに入るのを確認してどこへ行けば人れるかチェックする。
問屋、建材店は週休二日が浸透し土曜日の作業になるときはあらかじめ搬入しないとならない。もちろんメーカーも休みだから金曜には調べておかないとならない。職人は今日のことしか頭にないから明日のことを予測する。
これとこれを使うだろうと予測し発注搬入する。間に合わなければどこへ引き取れば調べる。のんびり待っていたら連休が文字通り休みになってしまう。職人は基本的に日曜しか休まないから遊ばせることになる。
現場管理は職人たちの手配だけでなく材料の搬入まで管理する。次々と別な職人が入って来るから一つの職種で突っかかっていられない。玉突きになって現場が遅れてしまう。