青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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祭日も休みなしで現場は動く。新築の現場は外壁のカラマツの板を加工する。アルバイト君を雇って作業場の機械で加工する。加工したら現場へ搬入し貼っていく。今回は縦張りで押し縁つきになる。 
 
外壁のいたはりの定番は横に貼る下見張りが多い。板の幅も20センチくらいで2センチくらい重ねる。南京下見張りとか鎧張りとか種類がある。板の幅が20センチ前後と狭いので歩留まりが良くなる。 
 
縦に貼るのは板幅が大きくないとならない。板と板の突きつけ部分に上から押し縁を重ねる。押し縁は4センチくらいあるから下の板は20センチ以上ないと綺麗に見えない。 
 
今回は24センチと広くしかもカラマツなので腐りにくい。丸太から取るには歩留まりが悪すぎて高くつく。好みもあるが個性的で少し古臭くなかなかいい塩梅に仕上がる。欠点は材料費が高くつくことだ。 
 
自分の山から出したカラマツなのでコストは多少安く上がっている。しかも樹齢があったので目も綺麗で節も少ない。製材所もいい板だと褒めていた。板は二種類作ったが幅が24センチと18センチがある。 
 
16センチの方は横に貼る下見用で洋風にも使える。こちらもかなりの量があるのであちこちに使えると思う。むしろこちらが汎用性が高く使いでがある。縦張りは個性的な感じに仕上がるので現場を選ぶ。CIMG7601