長かった連休も終わって現場は今日から動き始める。資材の発注や業者との打ち合わせで1日かかる。連休前に発注した入荷状況を確認したりしないとならない。結局自分の頭が切り替わらないだけなのだが。
連休も3日までは仕事で4,5,6日の三日間を休んだ。家族との食事や薪割りであっという間に終わった。連休は当社のような仕事にはほぼ無駄に等しい。メーカーや問屋が休むからだ。
職人たちは年代にもよるが休みを取りたがらない。休んでも収入が減るだけだからだ。小さい子供いる若い世代は休みは撮りたがる。しかし働きたくても材料が入らないことには出来ない。
だから休みたくないが休まざるを得ない。休むとペースを取り戻すのに時間が要る。細々したことを思い出すのに時間を要する。現場仕事は区切りがついたときに休むと調子がいい。
ベテラン大工が言うには昔から週休二日はやっていたと。仕事の区切りごとに4,5日休むことは多い。何ヶ月も連休なしだと疲れる。1月働いたら4,5日休むと言うペースがちょうど良い。
ところが住宅会社などは効率よく大工を動かしたい。休みなしにあちこち割り振って休ませない。工期を詰める事はコストカットだからだ。年金世代の大工たちは昔のように休みながら仕事をしたい。
当社のように適宜人を集めてやるところに集まってくる。しかも昔風のやり方だし馴染みがある。長期でなく1月とか入れ替わりで何人も雇う。現場が大量にあるわけではないので都合が良い。