今朝は冷え込んでピリッと寒い。散歩はお休みでワンコには餌だけ。雪も溶けずに道路も凍る。屋根の現場は今日で終了。足場や道具を返して午後から刻みの準備。
当社は真壁造りが主だが今回は大壁になる。製材所から引き取った材木が積んである。大工と打ち合わせから始まる。大工が飲み込むのがまずは難関だ。
今回は真壁造りのセオリーから言うと邪道に近い変形になる。構造上の問題でどうしても棍構造になっている。真壁造りではどうしてもおさまらない部分が多くて大壁になった。
敷地の傾斜に合わせて変形の基礎構造になる。本来であれば一階は鉄筋コンクリート作りになるが構造計算とか基準が厳しくなる。住宅として限られた予算ではかなりのオーバーになる。
そこで通常の基礎として高さの基準をクリアするようにした。高い基礎と言う構造である。これだと構造計算も必要なく単なる木造でいける。基礎高さがあるから高くつくのは当然だ。
住宅は鉄筋コンクリート造や鉄骨よりはかなり安く作る。細々した造りなのに相当安い。だから住宅専門業者はコストを下げるために工夫をしている。基準法スレスレの強度で作る。意味もなく丈夫にする必要もないが。