昨日よりは幾分冷え込み日中は晴れる。大工だけが現場作業中で朝打ち合わせをしてすぐ作業場へ。階段材とか内のりの加工の打ち合わせをする。昼食後は見積もりとか図面作成。
いつもと違って和風とか銘木とかには無関心の家つくりになる。だから既製品の巾木とか集成材の階段になる。なのだが畳の小上がりの畳に縁とか少しこだわってみる。
大壁の和室なので畳もイグサではなく建材になる。新しい和風という事だが畳の端っこは寄せが付く。畳が直接壁にくっ付けられない。まあどうでも良いという方もいる。
和室は畳が壁に付くところは寄せという木材を入れる。小上がりなのでフローリングの床と段違いで接する。階段のようになるが縁をつけないと畳が落ちる。
和風だと少し幅広の柾目の厚板などをつける。そう言う板はたくさんあってサワラの厚板を加工した。和風のホテルなどではよく見る形式で何となく和風っぽい。
施主は大した興味がないだろうが納まりとしては重厚感があり立派に見える。最近の流行りではこんなに金をかけるのがなくなった。まるで余り物の板で作ったりしている。何とも寂しいことではあるが。