30年以上経つクルマのオーナーにインタビューする番組があった。20年以上乗る方はいるが30年となると少ないようだ。意外なことに最初から新車ではなく中古で乗る方もいる。
20年とか経つと部品がなくて修理できないケースが出る。外観でしかも大きなものは手作りでも造れない。大きく壊したりすると修理できない。部品取り用に中古車を買う方もいるくらいだ。
維持費が高くつくので少々趣味に近くなる。40年も乗っているのに走行距離が18万キロとかだ。仕事ではなくたまに乗るなら大事にすれば持つかもしれない。車庫に入れて大事に乗るのだろう。
翻って我愛車は29年45万キロで外観はボロボロだ。買って以来洗車したのは何回あるか。ぶつけても車検が通ればそのままになる。エンジンとか走りは全く問題ない。多少錆びたり必要ないステップとか腐っても交換しない。
アメリカではピックアップトラックは多い。乗り方も多少の傷や凹みなど気にしない。荒地で強引に走るから余計な飾りなどは取っ払う。文字通り下駄に徹している。私も似たようなものでバックしてぶつけても平気だ。
日本人なら古い車は骨董品でセッセと磨いて綺麗にする。希少な車だから優越感もあるかもしれない。私のように荒っぽく使うのはあまり見ない。買い物で駐車場で声を掛けられることがあるが買いたいってのは無い。
似たような車はもう売っていない。軽トラや2トン車ではあんまりで営業で使う。ピックアップは何が良いって汚くてもなんでも積める。積もうと思えば材木だって運んでいる。ボンネット付きなので乗用車感覚で運転できるところが違う。