青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ゴミを減らす

いきなり気温が上がり久しぶりに上着を脱いだ。作業場へ朝一で行って荷物を受け取り現場へ行く。来週から大工が二人抜けるのでペースが落ちる。まあ外部ができるまでと思っていた。 
 
今年は大工たちも春の現場の次が見えない。昨年はどうにもならないほどだったのにだ。日銀の短観も県内の景気は落ちると予測している。 
 
オリンピック景気に沸く都会はともかく地方は厳しい。土木業界もすっかりメンテナンス工事が主力になった。あちこち道路は補修工事だらけだ。住宅は年内までと予測するものが多い。 
 
リフォーム業界は強気のところが多い。消費税上げに間に合うからセッセと広告を出す。風呂改装とかでなく全面リフォームが増えた。テレビのビフォーアフターだ。 
 
当社も毎年必ずあるからこれからも増えるだろう。大型リフォームは工期の短縮が大事だ。解体とか誰でもできるものは職人にやらせない。と言っても誰でもできるとは限らないが。 
 
ゴミも上がり気味なので分けたり金属やダンボールは自分で持ち込む。細かく減らす努力をする。木材も持って行ってくれるところがある。我が家も薪に持ち帰っているが。


古民家リフォーム

今日も現場は大工4人、なので捗る。材料の搬入が追いつかないほどで毎日配達に追われる。先月の25日からスタートだからまだひと月経っていない。外部は今日で完成する。 
 
これからは内部になるが息子の加工が追いつかない。明日からいよいよ内作工事用の資材搬入が始まる。窓枠、出入り口枠、作り付け等加工して現場搬入する。 
 
残りの大工は天井を貼り床を貼っていく。最後に枠をつけて壁を仕上げる。ここからが当社の見せ所で倉庫をかき回し板などを貼っていく。本物をそれも大物を貼って古民家らしく見せる。 
 
アイディアはどこでも思いつくが材料がない。当社には大黒屋や大梁の製材の残りがある。普通ならただの薪用にしかならないが当社は保存してある。目や大きさにより選んで貼っていく。 
 
張り物とは言え本物には違いない。迫力も綺麗さも印刷ものとは大違いだ。あえて虫が食った跡や節穴も見せる。腐りかかったようなところもうまく加工して既製品にはない味をだす。 
 
古民家リフォームとはこう言った本物をうまく使うリフォームになる。当然昔風の古い家のイメージが再現される。壁の中の構造材は以前の家のをそのまま使う。柱等も真壁風になっているがダミーになる。


大工の人数

今年初の朝市に行った。いつも通りの賑わいですれ違いもままならぬ程だ。チーズ入りのコロッケがあって好みなのでいつも買う。先月から再開されていたが忙しいのと寒かったので行かずじまいだった。 
 
釣りに出かけた息子が帰ると自分で魚を捌く。顔を出すはずの孫が出てこない。何と昨夜からインフルエンザにかかった。どうりでこちらに遠征して来ない訳だ。移されないよう当分顔を見れない。 
 
今日からまた4人に戻った大工が二階の外壁に総動員。下で加工をして上で貼っていく。こうやると捗り一日で終わる。しかも大工も楽なのだ。ここまで来ると現場は半分以上終わったようなものだ。 
 
来週から人数が減るのでなんとか外部だけは終わらせたかった。内部は天井を貼り床を貼って壁になる。出入り口とか窓廻りをつけていく。下駄箱とかキッチンとか作り付け工事も始まる。 
 
ぶっちゃけ大工の人数次第で工期が決まると思っていた。二人なら2ヶ月3人で1.5ヶ月4人なら一月だ。今月中の造作工事終了を目指して進める。今月中何人残るかだろうね。


今週は疲れた

今週は現場の進行が早いのと見積やら打ち合わせが続き疲れた、明日は休みなのでホッとする。小学校に入学した孫が帰ってくると疲れたを連発する。月曜から初めてのことが続きお疲れ気味だ。 
 
現場が大工が4人体制なので進行が早い。材料の手配や現場打ち合わせが頻繁で1日に何度も行く羽目になる。新築と違い現場はこちらの指示がないと工事できない。 
 
解体してからが本番なのですぐ指示をを出す。材料は何、作り方はこう、最終仕上げはこれとここまで言わないと大工は作業できない。しかも今週は水道、屋根、電気と業者も総動員だ。 
 
各々自分の段取りで打ち合わせを希望するから一日いっぱい付き合わされる。急に何だけど携帯があって良かったと心底思うね。他所にいても電話で指示という手がある。 
 
現場はスマホで写真を撮ってある。見ながらすぐ指示ができる。もっとすごいのはFaceTimeで話ができる。何ともすごい時代になった。その割にはこちらの意向がなかなか伝わらないのはどうしてだろうか。 
 
現場が何箇所か重なると脳がフル回転になる。これって老化防止には最高だろう。疲れたとは言いながら体重は減る気配もなく食欲も旺盛で多少血圧が高くてもどうってことない。部活でしごかれた頃を思い出す。 
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屋根の埃

晴れて暖かいのは現場には快適です。剥がした屋根を葺き替えするのに晴れて風がないのが一番です。応援の職人も駆けつけ4人で鈑金の工事が進む。 
 
前の屋根が漏っていた訳ではないが今後のことを考えると吹き替えるのが正解だ。24年前だとガルバリウムが普及し始めた頃で確かめる事もできず葺き替えになった。 
 
工事の都合で足場がかかってからの工事で職人たちは持ち上げながら葺く。足場は縦横組んであるので一部の足を持ち上げても落ちてきません。一面ずつ持ち上げて四方葺き替えた訳です。 
 
大掛かりなリフォームでは必ずと言って良いほど屋根の葺き替えがあります。今後のメンテナンスとかトラブルを考えると正解でしょう。 
 
本当は屋根の葺き替えが一番リスクが大きい。リスクと言うより近所トラブルと言う方が正しい。剥がすと何十年分かの埃が飛散する。間違いなくお隣には真っ黒な埃が飛んでいきます。 
 
晴れて風がない日を選びたいのですがこればかりは思うようにいきません。何度もトラブルめいて謝りに行った事もある。今日は葺くだけなので問題はないのだが。
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