青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

分け合う仕事

寒さが続いたので今朝の雨は少し異様な感じだ。道路の雪も溶けてグチャグチャだが少なくとも走りやすくなった。まだノロノロ運転が多くて渋滞は相変わらずだ。しばらくは続きそうなので現場の雪も減ってくるだろう。 
 
大工たちの仕上げも佳境で今月中には終わるだろう。棚とか作り付けなどのチェックや打ち合わせが頻繁だ。下地はあまり気にしなくても良いが出て来る仕上げは重要だ。キッチンを組んだりレンジフードの高さとか棚板の寸法とか施主様には重要だ。 
 
左官や建具はこれから採寸して制作にかかる。照明器具とか給湯器、洗面など器具付けももうすぐだ。これらが一気に短い時間に集中する。図面で伝えてあるのだが微妙に食い違いはある。後で簡単に修正できないものもあって気が抜けない。 
 
昨日会計事務所の方が来社し固定資産税の軽減があると。給付金が昨年から増えて貰えるものは応募している。固定資産税の土地部分にかかる費用が削減できる。もちろん売上が3ヶ月連続で減ったら対象になる。 
 
一昨年から売り上げは減少気味なので対象月はある。固定資産税は市町村税だが減免でだいぶ影響はあるだろう。貰っていながら何だが資金繰りはそれほど苦しいわけではない。赤字は赤字なのだが登録を廃止したが多くてその分が払わなくても良い。 
 
今まで黒字なのに苦しかったのは何だったろうか。思うに色々な業者に仕事を分けてお互いに成り立っていた。それが減って影響が出る業者もいるだろう。こうやって地方の衰退に結びついていく。やはり皆に仕事を分けていかないとダメなのだ。IMG_1749


ネット利用

雪の中にすっぽり埋まった現場は大工が内装の真っ最中。月末頃から仕上げ工事に入る。各種業者に連絡や見積もりを依頼しなければならない。同時に打ち合わせたり相談したりする。 
 
午後から薪がなくなったので家にある製材の皮を切った。広葉樹の製材の時に皮の部分を取ってある。2年ぐらい乾燥してあるので伐るだけで良い。ただ製材の都合で薄い板状になっている。 
 
燃やすにはすぐ燃え尽きて面倒臭い。丸太を割った薪には敵わない。今年から丸太を購入して割る予定でいる。薪割り台も作ったしテストしてみたが中々良い。一度に鋸目を5箇所入れるので捗る。 
 
今日は孫の誕生日でケーキを食べる。動画を撮るのは私の役目だ。先日のクリスマスの動画を編集してタイトルや音を入れたらえらく気に入ったのだ。おかげですっかりおじいちゃんの株が上がった訳だ。 
 
ウェブ見学会が流行っていて動画を見せようと思っていた。編集などの制作のテストとなった。初めて作った割には良い出来だと思っている。と言うより簡単にできて調子に乗っているだけかもしれない。 
 
コロナで見学会も低調で改めてネット利用が進みそうだ。HPはもちろんブログなどネット利用が本格的になってきた。アナログ世代にはシンドイ時代になった。大手の派手さには到底かなわないまでも何もしないよりはと言うことだろう。


コロナの後は

昨年末の大雪で道路もあちこち凸凹になった。現場もまだ誰も仕事に行っていないので雪の中。明日から大工が行くので自分たちの駐車スペースを確保しないとならない。まずは除雪と言うところだ。
 
コロナもあって年末や年始の挨拶は行き来なし。業者からのお歳暮は昨年並みでこの場を借りてお礼申し上げます。年末ギリギリまで仕事があって事務所に戻らないから宅配ポストに置いていく。 
 
今年はどうなるか神のみぞ知るだがあまりパッとしないだろう。新築も建売も低調なのは予測できる。リフォームはその割には落ち込みが少ないかもしれない。年金生活者とか比較的富裕層にはコロナは影響がない。 
 
巷の不景気風とは別の風が吹くのか株式市場は良いようだ。なんかかんだとバブル以来の高値でコロナワクチン次第では株式バブルの再来があるかもしれない。老後資金の問題から若年層を中心に投資が大流行りだ。 
 
食うや食わずも大勢いるときに投資だなんてと思うがあるところにはある。企業も含め高齢者層の溜め込んだ金は膨大だ。これが銀行以外に目を向けるようだと投資のブームになる。 
 
よくよく考えると投資資金もままならないのにできるのは相当な金持ちだろう。年金でやっとこさ食っているのとの差は大きい。温暖化と高所得層の増加は確実な情勢だ。コロナも終わって病気さえしなれば何とか食えるかもしれない。


薪作り

今日はクリスマス。孫の楽しみが一番でこちらはプレゼントをあげてケーキを食うだけ。暮れも押し迫って現場は年内完成のリフォームだけ。新築の方は年明け6日からになる。 
 
寒くなったり緩んだりで調子がイマイチだ。現場で突っ立っていると風邪気味になる。これも寄る年波ってやつか。毎日のようにお歳暮を業者が持ってくる。ありがたく頂戴して来年もお付き合いいただきたい。 
 
事務所も含め我が家は薪の消費量がすごい。現場から出る残材だけでは間に合わなくなった。今のままだと来年早々にも薪作りをしないとならない。元になる製材の残りが積んである。 
 
広葉樹を挽いた時だけ皮の部分を取ってある。板状になっているのが多いので燃やすにはちと物足りない。丸太を買って割れば良いのだがつい面倒で残材だけになる。 
 
新築の現場は薪ストーブになるが薪のストックはかなりお持ちだ。それでも足りなくて丸太も購入している。玉切りをして割るのだが乗せて切る台を自作している。 
 
中々の出来でよく出来ている。早速我が家も真似しなくては。丸太を買うとチップ用と同じだから2.1mになる。台に乗せて一度に5箇所切って6個の玉を作る。一々動かしながら切るよりだいぶ捗る。 
 
薪作りは重労働でいい運動になる。生の木は重いしチェンソーも切れなくなるし一汗も二汗もかく。買えば高いし家族の暖かいと言うセリフを励みにみなさん頑張る。楽にできる方法はすぐ広めなくては。 
IMG_1722


見積もり

先週の寒さもあって今日は暖かい。年末にまた寒波襲来予報だが現場は休みになる。暮れになって急ぎの入りフォームも入ってギリギリまで仕事になる。こういう仕事は増えはすれ減ることはない。 
 
長くやっていると自分で建てたり直したところから声がかかる。有難いことだが小さいとか面倒とか言ってはいられない。アフター絡みの仕事なので人任せもできない。殆どはすぐ直さないとならない。 
 
得てしてこう言う仕事は手間がかかる。思ったよりも時間がかかる。当社の大工はキッチリした仕事がウリで適当にができない。融通がきかない典型的なのばかりだ。こちらが1日仕事と思っても何倍も手間をかけてしまう。 
 
職人不足もあって特に大工は腕自慢が激減した。組み立てキットの仕事ばかりになったからだ。よくわからないのが増えてやり慣れない仕事は時間ばかりかかる。腕自慢の当社の大工は徹底的壊して作り直す。 
 
リフォームもレベルがあって直れば良しとする場合もある。些細なところにこだわってもあまり意味はない。其の辺が理解できないとリフォームは儲からない。かかった分皆貰えるなら良いがお客様も予算がある。 
 
自分が建てたのに儲ける訳にもいかず赤字も困る。まあ悩ましい仕事になる訳だ。見積もりは新築以上に難しい。職人たちのクセまで見込んで見積もりする。何事も経験でリフォームの見積もりはベテラン向きではある。 
IMG_1710