青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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コロナの次

しばらくお休みしてブログを書く。仕事は多いわけではないから時間はある。色々考えることもありまだはっきりと決まらない。とにかくコロナの時代がどうなるか読めないので決められない。 
 
来月から現場が始まる。減る一方の国産材手刻みだが頑固に続けている。消費税上げからコロナとピンチの連続だ。いつ終わるとも知れないコロナ禍だが凡ゆる産業を壊滅の手前に押しやっている。 
 
今年に入り当社はとりあえず仕事は続いている。減ったと言う訳でもないし増えたとも言えない。安物とは縁がない建て方なので来る方は少ない。 
 
以前と違うと言えるのは予算的に余裕があり本物でやりたいと言うのが増えた。今は見学会も少なく展示場も新規はあまりない。これから家を建てたいと希望する方は経済的に余裕がある方なのだろう。 
 
今後は着工数も増えず新築よりもリフォームが増えるだろう。中でも新築しようとする方はそれなりの富裕層なのだろう。本物でやりたいと言う当社の長年の夢が叶うのだろうか。コロナの次がどうなるかだ。


修正挽き

午前中は製材所へ修正挽きを頼んでいたので見に行った。来週から予定していてまだできていない。大黒柱用とか出来具合を見て使えそうもない場合は代わりを探すつもりだった。 
 
地域で残った製材所は少ない。今年に入り唯一の材木店が廃業した。無垢材の需要が激減して在庫を置いてあるようなところは無くなった。コロナの直前だったがどっちにしても厳しかった。 
 
当社の取引のあるところは3箇所しかない。隣県まで足を伸ばせばある事はあるが特殊材専門で角は挽いていない。注文があれば挽くがもちろん乾燥材ではない。乾燥材を置いている唯一の材木店がなくなった。 
 
当社は丸太を購入し粗挽きをして乾燥してから修正挽きをして使っている。常に一棟分ぐらいは在庫がある。来月から使用する材木を修正挽きし在庫の丸太も挽かないとならない。 
 
真壁造りの材木は節なしの柾目でないと使えない。材木店などもこう言う材木は置いていない。大壁用の芯持ちの並角だけで真壁に使える無節の乾燥材は自分で用意するしかない。 
 
ここが真壁造りの難しさで在庫する倉庫とかリフトなども必要になる。資金もいるが一度在庫すると次々と回っていくので何とかなる。現場が急に増えても対応できないし在庫が古くなると割れたりして劣化する。 
 


エアコン

昨夜は二階にある寝室から一階の和室に移って寝た。30畳近い和室はと開け放して寝ると涼しい。明け方は寒くて起きてしまうほどだ。ただいつものベッドと違いセンベイ布団なので背中が痛い。 
 
今日も暑いが昨日よりはマシだ。業者と打ち合わせや書類作成でほぼ一日かかった。エアコンを付けっぱなしで外が暑いのか涼しいのか分からない。 
 
昨日のお客様との打ち合わせで涼しいと言われる。広い事務所スペースだがエアコン一台で十分間に合う。午前中の11時までしか直射日光は入らない。午後は深い庇に遮られ入ってこない。 
 
和風住宅などには多いのだが近頃のデザイナー住宅には見られない。打ち合わせ中のお客様が自宅は各室エアコンでもすごく暑いと。小さい部屋で直射日光が入る構造だと暑くなるだろう。 
 
安さとかデザインがウリの住宅には往々にして多いのだ。30年前だったら暑さなんて考慮しないのが普通だった。温暖化の近年は寒さと暑さのバランスが重要になった。 
 
コロナの不況で建てる方の意識も変わってくるだろうか。少なくとも安ければとか低価格住宅には打撃だろう。所得の安定した方には影響はあまりない。


新しい常識

夏らしい暑い一日。午前中はまだしも午後はグンと気温が上がった。午後から新しいお客様が来社。いわゆる老後住宅の相談だった。今回は奥様だけで次回は夫婦で来るとのこと。 
 
今日の新聞で県の”新しい生活様式対応推進応援金”のことが出ていた。国の”持続化給付金”、市の”新型コロナウィルス対策支援金”とセットの企画だ。一般市民の特別定額給付金はまた別だ。 
 
正直なところ今年後半に向け厳しい情勢でお金がもらえるのは助かる。ぶっちゃけ労災負担金とか消費税などは問答無用で払わないといけない。いつも払うのに分割で払ったり苦労している。 
 
取られるばかりでウンザリのだが今回は貰えると言う。申請してみようと言う気になる。業者など聞くともらったほうがいいと言う意見だった。ブログに書くようなことではないが助かるのは助かる。 
 
こんなに大盤振る舞いでお金をもらった事はなかった。それほど今回は大変だと言う事だ。まだ都会に比べると少ない感染者だが与える影響は大きいだろう。何人分のベット数が確保されているか。簡単に医療崩壊になるかもしれない。 
 
今日も打ち合わせはマスクをつけていた。もうマスク無しで買い物にも行けなくなった。新しい常識になったと言う事だ。


田舎住まい

土曜も日曜も少し忙しくブログはお休みした。昨日も午前中はショールーム、午後は現場と休みなし。合間にアフターの件で訪問もしたし。アタフーも含めコロナでも仕事はあまり減っていない。 
 
コロナの所為で町内の清掃活動が取りやめになっている。当然道路は草が生い茂り汚れて来る。家の前の道路はお寺への参道になっている。お盆が来ると1日中車が往来する。 
 
ただの田舎が町のように賑やかになる。だから道路は町内でお盆前に清掃する。中止になって草を刈ることもなく段々汚くなった。ボランティアで刈るのもいない。いるの事はいるが高齢になったり体調が悪くなった。 
 
で、仕方なく私が仕事から帰ると少しずつ片付けている。草を刈り片付けそして除草剤を撒く。除草剤は撒くと次に生える草が出てこない。次に草を刈る時期を伸ばせる。 
 
田舎は町内の住民が地域を管理している。行政もやるのだが地元が主だ。高齢化が進むとここから壊れる。草が生えボウボウとなってさらに田舎になる。近頃は熊が出たり害獣がはこびってますます住む人が減る。 
 
綺麗に耕作された田んぼや草のない道路は田舎の魅力だ。耕作放置が増えて草が伸び放題で熊まで出るとただの過疎地だ。コロナで都会から脱出する方が増えているそうだ。現実をよく見ないと田舎住まいもかなり厳しい。