今日は変な天気で1日気温が変動しない。昼頃雨になって気温が上がらないのもある。南の方は梅雨入りしたようだがこちらは関係ない。時折気温が下がって肌寒い日が続くことはある。
建築設計事務所の更新があって書類を提出した。設計料を報酬として得るには設計事務所登録をしていないとできない。県の管轄なのだが5年に一度更新する。毎年報告をしないといけない。
更新の度に書類が増え審査が厳しくなる。20年も前だったら書類も少なく県庁に提出するだけで簡単におりた。不届きものが出たりして設計者に厳しくなった。欠陥住宅も建てる業者もだが最初の設計の審査が甘い。
行政も現場に来る訳もなく設計者に責任を押し付ける。設計から監理まで全て代理させる。建築業者は責任がないから違法建築がまかり通る。行政も摘発する事もなく減る事もない。
そもそも設計者に監理する力がない。施主と直接対話できない現場が大部分だろう。現場を取るのは建築業者で設計者は名目上の設計者だ。簡単に言うと代行者ですね。業者の言いなりなのは当然だ。
そこで理想に燃えて自分で施主を見つけ思うように設計したい。設計屋なら誰でも夢見る事だ。しかし図面や法規には詳しくても対話能力が劣るので取れない。結局食っていくために代行に走ることになる。力関係で良い建物にしたいのに言えなくなる。