青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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分筆

昨日に続き暑い日。土地の分筆の件で測量事務所へ行く。国道に接しているので立会いに時間がかかる。分筆のためには既存の土地の境界を確認しないとならない。接している方の立会いと印鑑が必要だ。 
 
行政は市町村から県、国と手続きが面倒になり時間を要する。以前は自分の土地の一部だけだと境界確認は必要なかった。法が変わって厳しくなり隣地所有者の印鑑と立会いは必ず要るようになった。 
 
個人とか市町村は問題ないが国は簡単には来てくれない。一月も待たされるのはザラで国道とか国の建物に接すると大変だ。今回はお施主様が事情があってのんびりしていられない。 
 
行政は規模が大きくなるに従い上に伺いをたてる数が増える。国となると相当な時間がかかる。県でもかなりなのに国となると…。分筆が上がるまで確認申請も出せないので着工できない。 
 
以前の簡単だった頃を覚えている年配者がたまにトンデモないのがいる。昔やり方でやれと頑張る方がいる。申請を出す測量屋とか司法書士が良い迷惑で引き受けてくれない。いくらかの知識がある元公務員とかに多い。 
 
建築確認だって20年以上前はいい加減なのもあった。今では到底通用しないレトロな知識だ。経費や税金を安くしたいのだろうがそんな些細な事で工事が進まなくので困る。


基本設計

今日もグングン気温が上がり夏の陽気。朝一で新築の現場へ敷地の調査。分筆や建物位置などまだ未定の部分があるが現場のイメージを掴むために見に行く。高速道路を使えば20分もかからない。 
 
全体に傾斜しているのでどこの部分に建てるかで土木工事が決まってくる。あまり大掛かりな工事にしたくないしちょうど良い位置に建てたい。どこにしても多少の工事は必要だが。 
 
木の伐採もあって赤松が30本ほどとナラとサクラがある。枝も伸びて伐採は今しかできないし全伐するしかない。前の国道との間に堀があって木も繁っている。折良く歩道工事も始まるようでこちらも伐ってしまうようだ。 
 
少し気になるのが国道を通る車の音だ。どう言うわけかここだけコンクリートの舗装になっている。タイヤの音や目地の段差の音が派手に響く。慣れないと相当気になるだろう。 
 
音を遮断していた木も無くなると余計響く。昔からここの1キロほどがコンクリート舗装になっている。アスファルトだと相当違うのにどんな理由でこうなっているのか。 
 
道路沿いは目立つし設計者は派手なものを作りたがるだろう。住む方にはそんな事はどうでも良い事だ。デザイン競争が激しくなり軒の出もない風変わりなものが増えた。住みやすさ第一で基本設計で行きたい。


給付金

図面作成や見積もりが溜まっているので昨日も仕事と思っていた。雑用に追われ給付金もあることだしと買い物に出かけた。家族に押し切られエアコンをつける事になった。マンマと嵌ってしまった。 
 
こうやって給付金は景気アップに貢献する訳だ。政策通りになって景気浮揚に一役買った。築35年の家にいよいよエアコンが来ることになった。電気製品も少なく契約容量は30Aと人並外れて少ない。 
 
200vのエアコンは相当電気を食うから容量アップは避けられない。下手をすると分電盤交換になるかもしれない。紺屋の白袴で電化は遅れている。今年からいよいよ夏の暑さと縁が無くなる。 
 
設計するときは当たり前のようにエアコン設置である。事務所はともかく自宅はやっと人並みになっていく。別に特に温暖化とかこだわっている訳ではない。家内も要らないと言うし金もないからつけなかった。 
 
給付金という臨時ボーナスは政策通り景気浮揚に一役買った。これが無ければ今年も我慢するつもりだった。並んでいる一番安い目玉を買った。もうすぐ無くなると言う店員に後押された。
  
給付金はちょっとした高額商品の購入に後押しをする。コロナで特に厳しいと言う訳でもないる。まあ貰えるものはと言うことだ。今年は後半が厳しそうなので心しておかないとならないが。


補助金

今日は一日事務所で図面描き。集中して一気に片付ける。大胆な案と控えめな案とふた通り。派手めな方がえらく気に入り決まりそうだ。若い施主なので少し今風なのが良いのだろう。 
 
いつもの珈琲屋に豆を買いに行った。スーパーのテナントなので駐車場がえらく混んでいる。コロナの影響が薄れたのかと思ったら給付金が入ったからと気がついた。現金なもので臨時収入はすぐ買い物に結びつく。 
 
昨日も道路がえらく混んでいるので事故でもあったかと思ったくらいだった。これもコロナの給付金だったか。年金世代は偶数月が振り込みなので少しばかり余裕がある。 
 
住宅関係も3月終了の次世代エコポイントが8月まで延期された。今建てようとする方にはちょうど間に合う。そのほかにも子供支援とか定住促進で補助金が出る。何やかんやでかなりの金額になる。 
 
人口減で郡部の町村はIターンやJターンを呼び込もうと躍起になっている。住宅ローンの金利補助や各種支援で懸命だ。ローン減税やすまい給付金など国の政策もある。建てる方には良い風向き担っている。


銀行

薪小屋は今日で完成。塗装はお施主様自らやった。大きさと言い立派さと言いかなりご満足いただけた。ベランダの屋根とコーキングが残るが来週になる。 
 
昼なのに道路が渋滞しラッシュ時のようだ。動きが元に戻りつつある。小さい工事とは言え仕事が出てきたのも回復基調なのか。このままずっと仕事が続けば良いのだが。 
 
連休後の仕事がほとんど年金世代ばかりである。一番影響を受けなかったのがこの世代だ。若者とか全世代が良くなるのはいつのことか。チラシもリフォームが多いのも頷ける。 
 
住宅産業は新築があって成り立っている。リフォームも数こなせば何とかなる。しかし絶対金額が少ないのと空きが出たりしやすい。安定して稼げるのはやはり新築になる。 
 
新築が復活するのは少し時間がかかりそうだ。現役世代それも40代は教育費にもかかって家つくりはおいそれと出来ない。行政もいろいろ支援の政策を打ってはいる。 
 
住宅ローンなども過疎化の歯止めで子供支援や定住支援に力を入れている。住宅支援機構のフラットを借りる条件になっている。肝心の銀行が自社ローンばかり進めてこれらの支援を勧めていない。 
 
地域密着とか地元の応援と言うのは口ばかりで実態は自己都合最優先だ。銀行の地盤沈下が言われて久しい。貸さなくても良い客にローンを勧め代わりに積み立てをする。チグハグな事ばかりやっている。 
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