青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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水利組合

今日も秋晴れの快適な1日。稲刈りの始まった田圃では一家総出のところがチラホラ。良く見ると高齢者ばかりのところが多い。これではいつまで耕作できるか心配になる。私自身も田圃所有者なのだが20年以上やったことがない。 
 
未耕作の田圃があって2,3年すると別な方が耕作する。県の機構に田圃を貸して機構が耕作者に貸し出す。私もその一員なのだが自分の田圃だが誰が耕作しているか詳しくは知らない。 
 
言ってはいけないかも知れないが貸付は無料でいくらで貸しているか知らない。仮に耕作者が変わっても機構が誰かに貸し出す。こちらはただ見ているだけである。 
 
田圃は共同の水路があって草刈りとか泥上げをする。耕作者がやるのだが昔から所有者がやっている。水路は水利組合を結成し管理使用する。田圃の所有者が組合員で費用を負担する。 
 
組合費は年間で結構な金額になる。そのほかに水路の管理で年に何度か参加する。不参加者は費用を負担する。田圃所有者は組合費と負担金を毎年払うことになる。 
 
収入ははないのに払う費用は発生する。何となく変なのだが昔からなので特に揉めたりしない。今後はどうなるかはわからないが。代変わりしても水路がある限り抜けられないから永遠に費用がかかる。


継続する仕事

台風の影響で1日雨。風は心配するほどでない。現場は今日はされも入らず大工は作業場で加工をする。下地の加工は済んでので仕上げ材になる。本命の仕事になってきた。 
 
事務所の新築といえば普通はあっさりしたデザインが多い。予算的にも多くはないが建て主様は2年前にご自宅を新築した。当社の仕事に関しては良くご理解いただいている。 
 
昨年事務所に神棚の設置を依頼された。その際にホームセンターなどで売っているようなものではなく本格的なものを作った。それが気に入って事務所も入り口とか社長室を無垢材の本物でやりたいとなった。 
 
もちろんご自宅の新築も気に入っていただいた。本物を使った本格的なもの作りたかった。事務所であるから遊びの空間を作るわけではない。なのだが随所に当社の技術と材料を入れたい。 
 
仕事は色々なきっかけで来るものだ。当社の良さを認めてくる仕事はありがたい。これが続くのであれば安泰だ。良さを認めて仕事が来ると言うパターンができないと長続きしない。


防犯

昨日よりはやや暑くなった。家内が調子が悪く散歩は中止。現場は今日から土間工事に入る。玄関は一箇所なので別な入り口を確保してある。それも水曜日から使えなくなる。 
 
使用しながらの増築なので常に出入りがある。鍵をかけたり防犯もある。一時防犯が手抜きになる期間が出てくる。シート貼ったりそれなりに準備しないといけない。 
 
それに外部工事は既存の出入り口を使うので鍵はかかる。新しい出入り口は業者も出入りするから開けっぱなしになる。そう言う意味で二重に防犯が必要だ。外部だけでなく自由に出入るする業者にもだ。 
 
明け渡して工事する場合はともかく使いながらの工事は防犯が難しい。信用してもらうよりないのだが無用なトラブルは避けたい。私がちょくちょく管理に出向くしかない。 
 
以前リフォームで似たようなケースがあったが気を使った覚えがある。お施主様が帰宅するまで私が鍵を預かって管理した。今回も似たような状況になる。こちらの都合だけでやる新築よりリフォームの方が色々問題が出る。
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本物好み

今日も肌寒い秋のいちにち。散歩はもちろん今日から長袖にした。昨日から風が少し強くなり現場の防風シートがめくれ飛んでいく。自宅脇の倉庫を片付けてゴミを積んで置いたら風で飛んでしまった。 
 
現場は今日も大工が軒裏とか外壁下地を作る。遅れている土間コンクリートが明日から来る。来週にも外部を塞いてしまうので早めに打ちたい。今週中に仕上がる予定だった。 
 
消費税上げで落ち込むと予想されていた。駆け込みもなかった言うが落ち込みもない気がする。給付金とか減税、ポイントなど10%の方が有利なほどだ。 
 
消費税と関係なく昨年末ごろから現場の数が減ったところが増えた。理由は職人不足で現場着工ができなくなったとか色々ある。消費者が財布の紐を緩めないのもある。 
 
現場見学会も当社も含め少なかった。HPや広告の効果も思ったような結果が出ない。傾向として自分の好みとか意識がはっきりした方が増えた。安いならところん安いものを追求する。 
 
逆に本物を好む方は本格的な技術や仕上げを要求する。着工数の減った中で本物好みは数自体は増えないものの相対的に比率が増した。コンビニでは自社の優位を持たないと生き残れない。住宅も同じだろう。


安く早く

先週の暑さは何処へやら晴れても暑さは感じない。9月も末になると田圃の稲も垂れて秋の気配が強くなった。半袖で散歩に行ったのが間違いでもう長袖の季節になった。 
 
現場の作業には最高のシーズン到来で風さえなければ順調にいく。外部の下地ができてガルバリウムの外壁を張れるのだが業者が混んでいて来ない。来週後半からになる。 
 
なんだかんだと遅れ気味でお施主様からからかわれる。遅いのは当社の専売特許で毎度のことだ。決して威張る訳でもないし早くやりたいのは山々なのだ。 
 
仕事が山積みで催促も来るし何とかしたい。だから遅いのは本当に困るのだ。原因は大工が遅いのと助っ人無しでひとりきりだからだ。息子はどちらかと言うと遅いほうだ。 
 
丁寧なのか要領が悪いのか多分両方だと思うがいつも遅れ気味になる。十分に余裕を見てやるのだがそれでも遅れる。長年大工と付き合った私から見ても遅い方のチャンピオンクラスだ。 
 
下請けが当たり前になった大工だが安く早くは元請け会社の原則だ。職人には念仏のように早く早くと催促する。また早く終わらないと職人も儲からなくなる仕組みだ。 
 
だから早くて粗末が当然で挙句に値切られる。高齢化が進んで休みたがるのが増えて親方は頭を抱える。現場が進まなくなり親方廃業も出る始末だ。当社のように遅くても丁寧だったら見込みはあるだろうけど。