青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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先週の暑さは何処へやら晴れても暑さは感じない。9月も末になると田圃の稲も垂れて秋の気配が強くなった。半袖で散歩に行ったのが間違いでもう長袖の季節になった。 
 
現場の作業には最高のシーズン到来で風さえなければ順調にいく。外部の下地ができてガルバリウムの外壁を張れるのだが業者が混んでいて来ない。来週後半からになる。 
 
なんだかんだと遅れ気味でお施主様からからかわれる。遅いのは当社の専売特許で毎度のことだ。決して威張る訳でもないし早くやりたいのは山々なのだ。 
 
仕事が山積みで催促も来るし何とかしたい。だから遅いのは本当に困るのだ。原因は大工が遅いのと助っ人無しでひとりきりだからだ。息子はどちらかと言うと遅いほうだ。 
 
丁寧なのか要領が悪いのか多分両方だと思うがいつも遅れ気味になる。十分に余裕を見てやるのだがそれでも遅れる。長年大工と付き合った私から見ても遅い方のチャンピオンクラスだ。 
 
下請けが当たり前になった大工だが安く早くは元請け会社の原則だ。職人には念仏のように早く早くと催促する。また早く終わらないと職人も儲からなくなる仕組みだ。 
 
だから早くて粗末が当然で挙句に値切られる。高齢化が進んで休みたがるのが増えて親方は頭を抱える。現場が進まなくなり親方廃業も出る始末だ。当社のように遅くても丁寧だったら見込みはあるだろうけど。