青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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バブル現象

ワンコの散歩から始まり今朝は遅く事務所へ。基礎の現場へ行くと根掘りが完了し捨てコンを打つ。来週にも配筋が完了し打設になる。午後から完成現場へ。 
 
今週だけで二人ほどアパートや貸家を建てたいと来た。消費税がらみなのだろうがどこの業者も忙しいだろう。当社はこう言う物件はやらない。戸建て住宅だけだ。 
 
承知の上で来たのだろうがよほど困っているに違いない。見積依頼してもなかなか返事もなくやっと契約しても着工しない。典型的なバブル現象だろう。 
 
バブルの頃は景気が良くて完工が遅れた。遅れるのは同じだが今は職人不足が原因だ。これは今後も改善される見込みはない。それどころか酷くなる一方だ。 
 
業者側も物件があっても契約は躊躇する。条件の良いものだけを選ぶ。今だと客も来るし選んで仕事ができる。自社の得意な分野だけを丁寧に仕事する。このポリシーでこれからもやっていきたい。


健康対策

日毎に気温も下がり夜が開けるも遅くなった。薪ストーブの点火もあるので6時過ぎないとワンコは連れ出せない。本当は寒くなってからの方が散歩には向いているのだが。 
 
30過ぎてからスキーを始めて年に30回もスキー場に通った。それまで年に何回か風邪を引いたがピタリと引かなくなった。寒い時に外に出て気管を鍛えたのがよかったようだ。 
 
50を過ぎて止めた途端前に戻った。ワンコもいなかったし散歩もしなかった。そこでカボチャが風邪対策に良いと聞いてジュースにして飲んだ。効果はあって風邪気味でも治るし口内炎も出なくなった。 
 
健康対策はまじないに近いのから医学的に根拠のあるのまで様々ある。私の場合はスキーとカボチャだったがどちらも根拠がある。カボチャは畑に植えるが冬の散歩はなかなかできない。
 
ところが息子たちが飼ったワンコを連れ出すようになった。住んでいるところは郊外なのでいくらでもコースがある。大きな声で言えないが排便処理も適当でいい。舗装でないところを歩くからだ。 
 
人生100年時代には長く現役でいることが重要だ。頭もボケないで健康なら長く頑張れる。頭はともかく体の健康は何もしないでは保てない。仕事も経験を生かしたリフォームなどで長く続けたい。


照明器具

午前中は事務所、午後から現場と作業場へ。打ち合わせや発注があって電話したりファックスしたり。一応経営者なので設計と現場だけとはいかない。 
 
午後から作業場で照明器具の製作に行く。前に作ったのが面白くないので作り直した。全体に大きすぎて大げさな感じだった。傾斜天井からつり下げるのであまり大きなものはだめだ。 
 
大きさを半分にして器具も別なメーカーに変えた。まあ何とかいける大きさになった。ワイヤーで2か所吊るのだが左右均等にするのがなかなか難しい。木製なので穴の位置とか微妙に狂う。 
 
天井からの高さの調節も思うようにいかない。ワイヤーを切ったり固定するのが難しい。しかもその部分が見えるからどんなことをしてもとはいかない。 
 
既製品にすれば良いものをとはよく言われる。オリジナルなものを作りたいので家具や照明は手作りが多い。手間をかけ試作して何度も作る。少し馬鹿げているとは思わないでもないがうまく行くとそれはそれで面白い。 
 
当社のポリシーみたいなものだからやめるわけにはいかない。作れるものは作るしコストが変わらなければ挑戦する。独特のクセみたいなものがあって皆が気にいるとは限らない。 
 


技能実習生2

朝から業者と打ち合わせが続き夕方までかかる。最後に新築現場で建具と家具の打ち合わせ。今日は何人とあったろうか、疲れてしまった。 
 
建材業者と打ち合わせで業界の四方山話し。外国人技能実習生は住宅会社で採用になっているところがある。言葉さえクリアできれば真面目だし若くて熱心だと。 
 
補助金とか色々あるようなので詳しく聞いて見ないとならない。当社も大工が足りなくて息子の相手が欲しい。いわゆる手元と呼ばれる見習いだ。 
 
日本人で新しいのを探すのはほぼ不可能に近い。かと言っていつまでもロートル軍団を待っていても来ない。仕事の内容がプレカットの現場とは違うからだ。 
 
体力がいるのと汚れるのが原因だ。歳をとれば力仕事は避けたい。嵌めればすぐ入るプレカットと違っ手刻みは掛矢で叩いて入れる。 
 
若くないと難しいかもしれない。この手の仕事は増える可能性もないし無理はしたくない。大工が見つからないのはこんな事情がある。 
 
何も知らない素人に一から教えた方が早いかもしれない。少なくとも自分より若いのがいない息子は使いやすいと言う。この前の電話をちゃんと聞いておけばよかった。


技能実習生

朝一番で基礎の立会いで現場へ。一通り打ち合わせをして作業場へ。東屋を建てるので大工と現場へ。デザイン寸法などを打ち合わせる。午後から新築の現場へ行って打ち合わせ。 
 
新規の客もあって打ち合わせ予定が埋まる。ほとんど土日だから休みがなくなる。消費税上げもあるから近年ないほど皆忙しい。業者も何のかんのと来てくれない。 
 
状況はバブル最盛期に似ている。あの時も職人は猛烈に忙しくて手間賃も跳ね上がった。職人の数は多かったが出稼ぎでいなくなった。 
 
違うのは職人の年齢も若くて20代もいたし30,40代が主力だった。私も30代で独立すぐで知識もカネもないので痛い目にあって勉強した。 
 
今の不足は職人そのものの数が減った。引退もあるし高年齢で休みが増えたのもある。技術とかの問題でなく絶対数が足りない。バブルの時は手刻みも多かったし技術的に難しかった。 
 
技能実習生を雇わないかという電話がきた。思っていなかったことで断ったが検討する時が来るかもしれない。少なくとも時世はそういう方向に向かっている。