気温が上がり午後は春そのもの。今日から塗装屋が入って内部を仕上げる。内部はセラックニスとウレタンを塗る。カウンターとか上がり框とか傷がつきやすいのはウレタンを塗る。
気温が低いと乾燥が遅くて水性が使えない。なのでシンナーの匂いがするが乾けば消える。ヒバの部屋は水性のワックスを塗る。あまり艶もなく塗ったように見えない。白木塗装用で艶はないが手垢などはつきにくい。
外部はウッドロングエコと言う塗料を使ったが2月に塗ってやっと色がついてきた。塗った直後は無色透明だが2,3ヶ月で黒っぽい焦げ茶色に変わる。水を弾くと言うより腐食しないようにしみこむと言う感じだ。
溶剤系の外部塗料は基本的に膜を作る。だから膜が破れないように塗り直しをしないとならない。だんだんと色が濃くなってしまうのと濁ってくる。ウッドロングエコのような透明感はない。
足場も外れると外観がわかるようになる。杉の鎧貼りと漆喰の小壁のコントラストが綺麗だ。小さくとも骨董品のような手間のかかった家になる。老後の住まいとして理想かもしれない。