青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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朝早くから現場へ配達。気温も上がってキッチンや洗面台も入荷し外で組み立てる。腰板を貼ったり中間棚をつけたりと細部の仕上げ。週末には大工工事が終了予定で来週から塗装が入る。連休を挟み漆喰とかクロス張りが続く。 
 
家具工事も何とか終わって塗装と建具がつけば完成。下駄箱、食器棚、キッチンの後ろ収納、洗面棚、トイレ棚と作り付けが多い。家具屋さんでなく大工が合板を切って組み立てる。扉と引き出しは専門職にお願いする。 
 
今までも何度も作り付けをやっているが価格的に難しかった。キッチンメーカーなどの既製品の収納より高くなったりする。一番高くつくのは家具職で次が建具職だ。 
 
今回は厚手の合板を切ってビスで組み立てる。ダボとか穴埋めのビスとかしないでキャップをする。箱ができたら引き出しや扉は建具職が作る。もちろん塗装も内部塗装の一部として塗る。 
 
家具職は塗装も家具専門の塗装屋に依頼する。ゴミの付着もなく何回も塗るので仕上げが綺麗だ。現場塗りは仕上げに限界がある。しかしこだわって予算的に合わなくて既製品だと自由度がない。思い通りにしかもリビング一体なのでイメージを合わせたい。 
 
器用な大工がいれば難しいと言うほどではない。しかし組み立て専門の今時の大工にはできない。腰板を貼ったり出入り口の枠なども無垢材の手作りなのでボードを貼ればできる仕事がなくなる。結局息子ともう一人にすべて負担がかかる。CIMG4602