青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

昨日も今日も現場は動く。左官屋が漆喰とレンガ積みに精を出す。二階を掃除機をかけて綺麗にした。来週いっぱいで工事を完了させ再来週は掃除とストーブ付けになる。そして20日には見学会を予定している。 
 
見学会の案内を作ったり連休中も休みがとれない。今回は地図を載せて無差別に集めるのではなく予約制になっている。あらかじめ連絡いただいた方だけに限定する。駐車場の問題や隣近所への配慮からそうなった。築20年を経て建て替えかリフォームかが検討された。 
 
外部は外壁はもちろん屋根も葺き替えた。内部も断熱の入れ替えから内装工事までほぼ古いところが見えなくなった。これだけの工事になると新築に匹敵する金額になる。しかし建て替えは解体が前提になるから相当な出費になる。しかも新築だとある程度構造部分にも費用がかかるがリフォームだと仕上げだけになる。 
 
もちろん構造や断熱の強化が前提だから基準は新築においている。増築が少なく確認申請もいらないので検査がない。もし確認が必要な面積だと既存の部分も不適格であれば対応しなければならない。考え方だが既存すべてに金物とか筋違を入れ直すことになれば相当な工事になる。 
 
しかもそういう部分は仕上げでないので出てこない。金をかけた甲斐がないと言えば語弊があるが無駄になる。新築を検討した方がてっとり早い。他所でも新築そっくりさんとかをウリにしているところもある。コンセプトは違うと思うが結果は同じことだ。既存不適格に手をつけないでリフォームする。これから増えるパターンだと思う。
デーリー古民家見学会