青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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早起きをして自宅隣の倉庫で材木を出す。一汗かいて朝食後作業場へ行く。まず周辺の草刈りから始める。5月以来なので草が生い茂り雑木も人の背丈ほどになる。午前中かかって終わり倉庫の在庫のチェック。すぐ隣の製材所に預けてある在庫を調べる。 
 
来月から丸太を製材予定だ。挽く寸法も決まっている。丸太は製材所にあったものから選んだ。曲がりや大黒は在庫から選ぶが普通の並角が足りない。選りすぐりの丸太しか買わないから良い材木しか取れない。 
 
いくら現しだからと言っても見えない部分は多い。節のない材は見えるところや造作に使う。製材の楽しみと言えば役物(良材)がいくら出るかにある。家を建てるには並材も必要だ。 
 
役物は在庫も多く使いきれなくて在庫が多い。並材は小屋とか頼まれると必要になる。製材所にも在庫があっていくらでも買える。なのだが丸太から買うと並の丸太から良材が出たりする。他に周辺の皮の部分から小割り材が出てくる。 
 
均して考えると材木と小割りを必要な数だけ無駄なく買ったほうが安い。在庫をする必要もないし。役物は当分間に合うほどあるから丸太買は減らす予定だ。並材なら値段さえ折り合えばどこからでも買える。 
 
私もそうだが大工たちはもっと役物を使いたがる。見えない所でも狂いや割れの心配がないからだが良材の値段は高い。到底住宅に使える代物でなくなる。こだわればきりがないので本当に良い丸太だけの購入にしようと思うのだ。