青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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朝から現場で基礎工事が月曜の打設に向けて急ピッチで進む。何だかんだと言いながら予定より2週間遅れで建て方ができる。午後からはお施主様も立ち会い最終決定が出来た。ボルト位置の確認とか下げる寸法の打ち合わせも出来て後は待つだけ。

合間に自宅倉庫の在庫を運んだり仕上げのチェック。刻みもなんとか間に合いそうで来週から小割材の加工に入る。来週中で完了させて運ぶ。トラックをお施主様から借りる予定でいる。クレーン付きから普通車まで各種の車をお持ちだ。

来週ははめ板の加工品を引き取る。私のトラックで何とかいけそうだ。しかしフローリングは長いので大きなトラックでないと無理だ。そちらも借りる予定でいる。もちろんタダで借りる訳ではない。

ファックスで瓦屋から瓦割りの寸法が届いた。瓦割りは割付寸法のことで割るわけではない。図面で出してあった寸法にチェックが入って最終寸法が出た。単純な切妻屋根だと簡単だが屋根に欠けがある変形部分は難しい。きっちりと瓦の寸法に合わせて屋根を造らないとならない。

当社は和風が基本なので瓦もおおい。軒先きや妻側の寸法で瓦の枚数が決まる。あらわしの屋根が多いから瓦の枚数に合わせて作る必要がある。他の屋根工事と大きく違うところだ。刀刃と呼ばれる特殊な細工も必要だ。

それやこれやで上棟前はいつも電話が増えて打ち合わせがひんぱんになる。材料の搬入から手配だけでもめちゃくちゃなので図面が間に合わなくなる。パソコンの故障で忙しさに輪がかかる。もう少しで上棟なので頑張るよりない。