青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日は冷え込んで周りの山々は白く雪が残る。朝からトラックを借りる予定だったので息子とお施主様の会社へ行く。そのまま倉庫へ行って二人で積み込み。昼までかかって必要な分を積んで現場へ。昼食後降ろしてトラックを返す。事務所へ戻り支払いとか事務手続き。 
 
現場は遅れていた屋根が強風で今日もできず。2回目の断熱までできて屋根垂木をかけて間にまた断熱材を入れる。そして野地の合板を張ると完成だ。瓦なので軒先や妻側は刀刃とか瓦座をつける。瓦の寸法があるので瓦割をして合わせないといけない。板金とか他の方式なら考えることもない。 
 
板金の屋根が主流の当地では瓦はどちらかと言うと予算的に余裕がある方だろう。その所為もあってあれこれとこだわる方が多い。瓦は和瓦と洋瓦があって和瓦は俗にいぶし瓦と呼ばれるのが多い。いわゆる和風住宅で使われる瓦である。価格的にも荷重がかかる点でもガッチリした構造が要求される。 
 
瓦屋は当地では1箇所しかなくなった。他は廃業もしくは撤退で現場数が少ないので苦労しているようだ。瓦屋は要所にモルタルを詰めるので左官業者の心得もある。ノシを積んだりキワの納めは黒いモルタルで作る。 
 
今回は薪ストーブの煙突があるので少し複雑な納めになる。お施主様が鉄工業なので自分で煙突のカバーを製作する。黒の塗装のステンレス外装になる予定だ。煙突も黒塗装でステンレスなので違和感はない。 
 
ところが問題はカバーの厚さと言うか重さだ。自分のものだから普通なら1ミリ以下の板なのに3ミリ厚にすると言う。大きさもあって持ち上げるだけで一苦労のものになる。施工はもちろん大工だから3人くらいで持ち上げることができるかどうかが問題だ。 
 
多分30キロ以上だと言われるから足場も不十分な屋根の上で簡単かどうか心配なのだ。大工たちはなんとかなるさと鷹揚なものだ。こちらはもしクレーンを呼ぶとかの騒ぎになったら相当な予算オーバーになる。作るのがお施主様なのが何とも気の揉める話であはある。