青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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午前中は晴れたが午後から少し曇り。朝一番で基礎工事が始まる現場で打ち合わせ。外部はきそ工事、中は大工が解体。一気に解体して中の構造から手直しをすることになった。とにかく解体後補強の梁を入れたり断熱を入れる。やっと大工たちが現場を飲み込み構造を理解し対策を立てる。 
 
いわゆる古民家リフォームを考えた工事だが現場の認識が一番大切だ。どの程度の補強が必要かどこが問題があるか…。その認識を解体しながら皆で共有していくことが大切だ。設計者である私の意図をどうすれば効率よく実現できるか大工たちは解体で確認していく。 
 
よくあるリフォームは現場復帰のレベルでしか考えていない。古民家リフォームは現場の問題点を解決しながら新築並みのデザインを実現させる。その手法は新築の手法と変わらない。仕上げの素材やレベルはリフォームであることを忘れさせる。 
 
となると古い部分はほぼ解体でいくしか方法はない。残さず解体し新たな材料でまるで新築のように仕上げる。もちろん仕上げのレベルだけでなく耐震性や維持管理にも最高のものを目指している。CIMG5258

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