青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今朝は冷え込んだがワンコを連れて散歩。事務所で図面やら見積もりで午前中かかる。リフォームの現場へ寄って伐採に行った。面白さのあまりつい長居してしまう。暗くなって基礎の現場へ行った。 
 
気温が上がり日中は小春日和の穏やかな一日。新築も来週には大工たちが現場へ搬入を開始する。板金屋もリフォームの現場に来たので打ち合わせをする。今週中は雨も降らないようでなんとか間に合いそうだ。 
 
来週は基礎の残りと材料の搬入、足場掛けと続く。資材の搬入もあるので立会いで忙しくなる。平屋だが凝った作りで手間はかかる。木材も吟味して使っている。 
 
古民家リフォームと同じで中高年の何度目かの家つくりである。子育てや親の介護もあってこれまでは住まいもそれほどこだわっていなかった。子も出て行って夫婦二人の終の住処を思いつく。 
 
リフォームの方もいるし思い切って建て替えもいる。今まで住んだ家と同じでは味気ない。寒かったり不便な思いはしたくない。大きな家も必要ない。終の住処はこのような方が多い。 
 
高齢化社会とは言うものの住宅に関しては高齢者の好みに合うような家は少ない。デザイン住宅は初めて家を持つ層を狙っている。コストのためか総二階で敷地の狭い犬小屋のような家が多い。 
 
平屋で暖かい普通の家が欲しいのにどう見ても違和感がある。さらに建材多用で表面だけのツルッとした家は高齢者には馴染まない。昔見たような木や漆喰の小さな家が欲しいだけだ。 
 
さらに景気対策の補助金制度は住宅会社の家に有利なことが多い。工務店とか零細業者には手間がかかってやりにくい。これでは高齢者の好むような昔風の小さな家なんてできっこない。おかげで当社にはライバルが登場しないとも言えるが。CIMG6992