青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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下水工事も今日で終わって基礎工事開始。ごちゃごちゃした現場も明日から業者が減る。約3週間ほどを予定しているが途中雨があれば遅れる。完成と同時に建て方開始。材料の手配と業者の手配に綿密な打ち合わせをする。 
 
リフォームの現場があって大工を頼んでいる。上棟の前の2,3日はこちらの現場に集中する。建てる時は一気に屋根まで行かないと柱などは雨に当てられない。濡れると乾いてから型がついて手直しが大変だ。 
 
昔と違って柱にはラップを巻いているが強い雨だと染み込む。昔はとの粉を塗って紙を巻いて雨と汚れを防いだ。紙は濡れると破れるし風に当てると乾燥して割れる。ラップの方が割れにくい。 
 
真壁の家は雨にも風にも当てられないのでさっさと屋根を葺き外部を塞ぎたい。6月は梅雨の時期でもあるし風よりも雨の心配をしないといけない。仕上がった柱は赤ちゃんの肌と同じでデリケートだ。 
 
手刻みの家では上棟が一番大変だ。材料の搬入から組み立てまで予定通りいかない場合が多い。天気の心配から始まって大工の人数や同時に入る業者の手配までかなり神経を使う。これが済むといつもホッとする。 
 
何と言っても施主様も一番最初の我が家とのご対面になる。思ったイメージと違うのは大概の施主に共通する。図面を見てわかるのはプロだけで素人には難しい。時間の経過でだんだんと理解していく方が多い。CIMG7341

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