青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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少し涼しい日が続き油断していると暑さでめげる。これからしばらく暑い日が続きそうだ。午前中は打ち合わせがあって午後からまた葬儀。現場は今日からまた一人になって何日かするとまた来る。 
 
外部がほぼ終わってこれから内部工事に本格的にかかる。一部は天井下地ができているが杉の羽目板を貼る。加工屋から先日運んだもので内部は全てこれになる。 
 
杉の羽目板は普及したからか価格が安くなった。それまでは外材のホワイトウッドなどが安く普及していた。余っている杉材の集成材も増えて羽目板なども作られている。材木などを採った残りの板を加工する。 
 
丸太は中心に近い部分が節がある。皮に近い部分は白太で節が少ない。これを加工すると無節の羽目板やフローリングができる。ただ成長する部分でもあるので水分が多く狂いやすい。 
 
縮みや割れが出るので慎重に選んで加工する。乾燥にも時間がかかるのでその間に曲がったりしやすい。大分ロスが出るので板用に製材した方が歩留まりは良い。当社でも製材した残りから屋根の野地板を採ったりする。 
 
板だからと言ってもそのまま羽目板に転用できない。木目が斜めになったり白太と赤身が混じったりする。それでも大量にあれば選定して加工に回したりする。安くなるように思えるが手間とロスを考えると専用に挽いた方が良い。CIMG7696