青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日も天気快晴で現場も大工が終了間際。左官屋が基礎周りの仕上げを建具屋が採寸に来た。電気屋と風除室のサッシの採寸が明日予定している。 
 
現場の最後はいつも張り付いて指示をすることが多い。棚や造り付け家具が細かい寸法を出さないとならない。棚なんか上の寸法なのか下の寸法なのか揉める。 
 
よくあるのが食器棚とかの寸法は板の厚みを引くかどうか。箱の下端は蹴込をつけるかどうか。果ては箱は縦のばしか横優先か。引き出しや扉の取っ手はどうするか。 
 
食器棚等の取っ手というか開ける方法は何種類かある。正面に普通に取っ手をつけるのが多い。木材か金属か形はどう言うのか。扉の下に引き手を彫るやり方もある。 
 
流行っているのがプッシュと呼ばれる押してキャッチを開く方法だ。下につけるのと同様見た目がスッキリする。プッシュの場合押すわけだから扉が浮いている。隙間があると言うことだ。 
 
造り付けはぶっちゃけ既製品よりコストはかかる。デザインもぶっつけ本番で洗練されているとは言い難い。それでもあるのは隙間なく建物とくっつけたいからだろう。家具はゴミも貯まるし潔癖な方には嫌われる。