青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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気温が上がり現場は時折降る小雨で泥んこになる。大工、水道、屋根と車も7台も集まる。工事は順調に進み外部は外壁を張る準備に入る。水道工事もほぼ終わり足場をかけることができる。 
 
今回は古民家リフォームの広告を見ていらしたお施主様だ。内外ともに無垢材を使うリフォームを考えている。細い10センチ角を大壁で隠したい作りになっている。 
 
いつも当社では柱を表しにする真壁造りを採用する。リフォームに限り従来の構造材を隠した大壁の上に柱の形の板を貼って真壁風にする。 
 
梁材は交換したり入れ替える。間取りの変更に伴う梁材もある。必要な寸法より大きめにして表しにする。天井から下にはみ出すわけだ。そうすることで真壁風により迫力が増す。 
 
下駄箱や収納などを手造りして見せるようにする。天板に無垢材の厚板を使用したり凝った作りにする。天井はもちろん板貼りにする。外部もカラマツの厚板を縦に貼り目地をカラマツで塞ぐ。 
 
外壁は昨年も新築で使った。それを見たお施主様が自宅にも使いたいとなった。見て気に入ったものは一番だから即採用だ。同じものがまだたくさんあったのも決め手だったが。 
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