青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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晴れて暑い、前に戻った。午前中は現場と新しい現場へ見積もりに行く。店舗の改装だが魑魅魍魎と言うか真っ暗で何も見えない。入るのに勇気がいるような変な店だ。昼時には結構客が入ってくる。 
 
リフォームの方は塗装が終了かどうか。大工がデッキと物干しを付ける。明後日あたりから左官とクロス貼りが入る予定だ。双方2週間もあればできるから来月初旬にも器具付けに入れる。 
 
昨日は雨で暗かったのもあって内部塗装の色が薄くてぼんやりした感じに見えた。仕上げ塗りがかかるとシャキとしてよく見える。最後まで見てから文句を言うべきで昨日言わなくてよかった。 
 
職人はこちらの要望を正確に伝えると最善を尽くして仕上げる。こちらのイメージの伝え方次第でなんとなく違和感のある色になる。着色なので透明感は望むべくもないが濁った色は見栄えがしない。 
 
塗料は種類も多くどれにするか選ぶのが難しい。仕上がりのイメージが木部の場合は目が消えないのが絶対条件だ。せっかくの無垢材の色を活かせないのはまずい。建具や家具がどんなに素晴らしくても映えない。 
 
透明なら簡単だが着色は色の濃度よりも目を生かせるかどうかだ。いわゆるペンキのようなものは最低だ。サンプルを作りなんども経験して塗料を選べるようになる。色見本だけでは到底イメージはできない。