青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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体調が良くなくて一日自宅療養。今日も午前中病院通い、ってほど大げさな話でなく風邪を引いただけですがね。今日は大工が一人休みで外部の押し縁付けを一人で終わらせる。一度塗装すみなので仕上げだけ残る。 
 
カラマツの板は幅広と狭いのと二種類作った。今回初めて狭い方を貼ったが洋風には良い感じだ。狭い分押し縁が多くて大工は大変だ。北欧の家にあるようなガッチリした感じに仕上がった。
 
同じ木なのに寸法や貼り方で印象が変わる。今度のカラマツも横張りにするとまた違う。アメリカの住宅によくある南京下見張りで派手な色にペンキを塗る。ペンキだから素材の板はどんなものでも腐らなければ良い。 
 
日本人にはイマイチ馴染みにくいのは繊細でなく大雑把だからだろう。たとえ塗装品でも下の素材が感じられないのは気になる。建材と木の外壁の違いだ。本物の厚板を貼ると存在感が違う。 
 
木の種類でも違うし板の幅や貼り方向でも違ってくる。幅広板を縦張りすると和風の感じだし狭いのを縦張りすると北欧風になる。当社としては素材でイメージを作るやり方をしたい。 
 
住宅会社などは建材の外壁材を色違いで張り分けてで材する。何となく深みもないしオモチャっぽい。本物の板を集めるのも貼る大工を探すのもどちらも大変だからだ。 
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