青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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故あってブログの更新が遅れた。HPを作ったソフトが古くサーバーから更新の催促があった。もちろんプロにお願いしてソフトの更新と一部変更を行った訳だ。自分で作った時代は遠く過去のものとなり更新すら自分でできない。 
 
今日は作業場で在庫をの入れ替えの相談に行った。3、2年在庫の動きがなく蜘蛛の巣がはり埃まみれになった。それとは別に製材所に預けっぱなしの在庫があって作業場の空きスペースに運び込もうと思った。製材する際は製材所にあった方が楽だ。しかし場所塞ぎでもあった。 
 
製材所も色々あって仕事が減ったのと自社の在庫を整理している。そこで当社の預かり在庫が邪魔になった。屋根の掛かった倉庫に置いて乾燥させる。荒挽きして乾燥し使う際はもう一度修正挽きをする。近くにおいた方が何かと便利なのだが邪魔でもある。 
 
色々の販売先の在庫が積んであるから紛らわしい。似たような材木が何百と積んである。入れ替えをしょっちゅうするから間違うこともある。知らない内に無くなってしまう。大黒用の大物ならすぐわかるが柱梁材は似ている。一山単位で紛失すると結構な金額になる。 
 
心配なら自分のところに置けば良いことだが運ぶ手間が惜しい。決算時期になると在庫を台帳に載せる。増えたり減ったりするが使った訳でも無いのに増減がある。会計事務所には適当に言い訳しているが製材所で紛失している。会計処理上こんなことは言えない。 
 
製材所は在庫もいい加減なもので客の工務店も細かいことは言わない。旧態依然の業種なので無くしたり増えたりは日常茶飯事である。心配なら自分で在庫管理しろと言うことだが動かす運ぶがリフトやクレーンがないとできない。丸太なら雨晒しも可だが製材したら屋根の下になる。 
 
手刻みの家はこの方法しか材料が調達できない。材木屋が無くなって自分で丸太を買って製材乾燥するしかない。100坪ぐらいの倉庫と作業場が必需で相当な資金がかかる。こんな面倒なことをしなくてもプレカットなら楽に家が建つ。分かっていても手刻みの家に拘ると儲からない。