朝から気温も上がり引き渡しの現場は明日の引越し。説明の後何点か不備が見つかり明日も検査。カーポートも明日からタタキを打って全て完了となる。思い起こせば昨年5月以来ほぼ一年がかりの現場となった。
ご自分の生家に新築予定だが木がたくさんある。伐採の後整地作業でかなりの広さがある。新築は得意でも土木作業は不得手だ。どのくらいの残土量なのかレベルの基準をどこにするか。土砂搬出は避けたいのでご実家より少し高くなった。
伐採引き抜き後の敷地は軟弱土となる。予定地はできれば元地盤より下げたい。普段使うバックフォーより大型の重機を投入した。どのくらいの費用なのかも検討がつかない。初めてのことで予算が組めない。
伐採は見当がつくが整地作業はわからない。それでもなんとか搬出もせずに整地は完了した。ところが完成建物周辺は黒土で雪解けもあり泥の海。砕石を入れても膿んでくる。北国の宿命みたいなものだが大きめの砕石を入れて対処する。
色々苦労はあったが高い敷地もあって目立つ建物になった。敷地の下は往来の激しい国道でまるで展示場みたいなものだ。外壁と屋根部分がコントラストも強く遠目にも目立つ。家は住んでナンボだから明日からの新しい生活が楽しみだ。