青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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銀行

薪小屋は今日で完成。塗装はお施主様自らやった。大きさと言い立派さと言いかなりご満足いただけた。ベランダの屋根とコーキングが残るが来週になる。 
 
昼なのに道路が渋滞しラッシュ時のようだ。動きが元に戻りつつある。小さい工事とは言え仕事が出てきたのも回復基調なのか。このままずっと仕事が続けば良いのだが。 
 
連休後の仕事がほとんど年金世代ばかりである。一番影響を受けなかったのがこの世代だ。若者とか全世代が良くなるのはいつのことか。チラシもリフォームが多いのも頷ける。 
 
住宅産業は新築があって成り立っている。リフォームも数こなせば何とかなる。しかし絶対金額が少ないのと空きが出たりしやすい。安定して稼げるのはやはり新築になる。 
 
新築が復活するのは少し時間がかかりそうだ。現役世代それも40代は教育費にもかかって家つくりはおいそれと出来ない。行政もいろいろ支援の政策を打ってはいる。 
 
住宅ローンなども過疎化の歯止めで子供支援や定住支援に力を入れている。住宅支援機構のフラットを借りる条件になっている。肝心の銀行が自社ローンばかり進めてこれらの支援を勧めていない。 
 
地域密着とか地元の応援と言うのは口ばかりで実態は自己都合最優先だ。銀行の地盤沈下が言われて久しい。貸さなくても良い客にローンを勧め代わりに積み立てをする。チグハグな事ばかりやっている。 
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小工事

小屋の現場へ屋根のポリカーボの打ち合わせ。野ざらしのベランダに屋根をかける。車庫に使われるポリカーボネートをのせる。アルミの加工屋に施工をしてもらう。ポリカーボネートは高額だが耐久性もある。 
 
午後から突然の雨、予報は雨だったが。外部工事は中止をして内部工事に入る。モルタルの亀裂が入って左官屋に修理してもらう。一度に来ると打ち合わせも混乱して揉める。 
 
連休明けから業者たちが忙しがるようになった。小さい工事が一斉に出ててんてこ舞いだ。リフォームの方が先に回復し新築は後からになりそうだ。職人は増えている訳ではないから集中する。 
 
前から職人不足は予想されたが景気が回復したら厳しくなる。電気屋も前から頼んだ仕事を1ヶ月も放ったらかしだ。催促しても忙しくてと言い訳するばかりだ。4月に少し一服しただけで猛烈に仕事が重なりそうだ。 
 
業種が満遍なく皆忙しい。まずは小工事から回復という事だ。リフォームの広告やチラシが増えてきた。些細なことでも気にして修理したがるのは日本人らしい。神経質で細かく徹底している。


迷惑メール

次世代エコポイント申請で午前中かかった。役所に提出するとか申請書の類を書くのが苦手だ。何回も間違ってダメ出しを受けた。午後から薪小屋の現場へ行く。 
 
迷惑メールがコロナで減って清々していたが復活した。今週からだがどこから来るのか知らないが休みだったのか。国内とは限らないから全世界的だったコロナでおかしくなったのだろうか。 
 
ひどい時は400通あまり来たのが30通ぐらいまで減っていた。少しずつ増えて100通を超え200通になってきた。こうなると必要なメールを見逃してしまう。止める方法がわからないからお手上げだ。 
 
アドレスを変更するとか考えたが皆に通知するのも面倒だ。スマホのメールで客との連絡も取り合うようになった。年配者はできない方もいる。 
 
図面を送る時とかスマホではできない。書類なども印刷するからパソコンの方が楽だ。ウダウダ迷っているうちにNTTから有線のネットに変えたり事務所が移転したりでそのままだ。 
 
ネットは日々変化していく。24時間どこでも仕事が出来、打ち合わせなどはスペースを間借りするようになるかもしれない。設計業は向いているからそうなると思う。 
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対極のやり方

今日から薪小屋の建て方。夕方には出来て屋根を葺く。モルタルの補修とか手直しもあるので2,3日かかる。午後から図面作成等で事務所。引き渡した現場の次世代エコポイントの申請書類などを作る。 
 
手直しの件で左官屋と現場打ち合わせをした。コロナの影響やこれからの仕事などを話す。6月ごろまでは予定があるがその後が未定だと言う。今の仕事は昨年見積もりした分で今年の分は少ない。 
 
大工の仕事が多いので地場の工務店や大工の情勢がわかる。年内は前からの物件で何とかなるがその後は不明だ。自分の物件の仕事しかしないのが多いので先のことがよくわかる。 
 
建てたい方がいれば打ち合わせながら2,3年かけて着工となるのが多い。そのの打ち合わせも細かい設計などはないに等しく施主の意向を自分のやり方当てはめて建てる。予算もどんぶり勘定で見積もりもないのもある。 
 
施主の細かい要望とか工期などもほぼ向こうまかせだ。予算が余っても足りなくてもほぼ当初の予算通りになる。若い方などは細か仕様などを気にするが取り入れられることは少ない。 
 
こんなやり方も減ってはいるがまだいることはいる。左官屋はそう言った大工と付き合いが多くなり立っている。職人が辞めて能力が落ちているからちょうど良いのだろう。住宅会社とは対極の古臭いやり方である。


2周遅れの業者

気温も上がり夕方には小雨がぱらつくが初夏の陽気。午前中は設計の打ち合わせ、午後から現場と作業場へ。アフターの物件が増え日程を合わせて走り回る。連休後に急に増えたのは自宅に居る時間が増えてたせいか。 
 
今打ち合わせ中の方は4年前に見学会でお会いした。今頃になったのは他所に依頼して再挑戦になったからだ。大工さんにお願いしていたが設計も見積もりもトンと音沙汰無し。消費税も上がりやっと今年に図面が上がった。 
 
自分の思惑とは大違いの図面にホトホト呆れて当社に来る。いらぬ回り道になってしまった。今でもこう言うのがいるのかと思うが田舎では普通のようだ。 
 
前から建てた家とほぼ同じの大型住宅。隣に親世帯の家があるから小さい家で十分だ。予算もかなりオーバーしてコリャーダメだとなった。新しい工法とか施主の好みとかは無縁だ。 
 
勉強をしない業者が生き残れる可能性はほぼ皆無だ。せめて施主の要望に応えようとするならまだしも自分のやり方を変えようはしない。大工としての衿持も腕に対する誇りもない。 
 
プレカットのビニールクロスの家は建売だってできる。縁故と地元繋がりだけで仕事をやってきたのだろう。2周ぐらい遅れた業者だが依頼する方がいるのが奇跡だ。理解できないような家つくりが跋扈している。