青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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エアコン

朝から気温が上がることは予測していた。いたがこれ程とは….暑い。もう真夏になってしまった。エアコンがまだ取り付けていない事務所はとてもいられる状態ではない。 
 
今年の冬だって積雪もなくいつの間にか終わってしまった。地球温暖化なのでしょうね、前から分かっていたが。このままいけば冬の断熱ばかり気をとられると冷房が疎かになる。 
 
軒は深く開口は大きく風の通り道を考える。基本は変わっていないのですが我慢できない事もあります。それが増え続けて機械的な空調に頼らざるを得ない。 
 
どちらかと言うとエアコンなんて適当に付けたらと言うスタンスだったのですが。もう間違いだと言うことなのでしょう。本格的な空調をとりえれないとならない。 
 
ここ数年新築の現場でエアコンを各室につけるのが普通になった。要らないだろうなんて思うのですが必要になってしまいました。人間は楽な方へと流れるものです。気合だとか我慢なんて古いのでしょう。


小工事

徐々に気温が上がりもう半袖の季節になった。しばらくは続きそうだ。事務所はエアコンが付いていないので開け放しているのだが網戸もついていない。連日蜂や虫が入ってくる。 
 
10年ほど前に建てた方から電話で蜂が巣を作ったと。まだ見ていないのでアレだが古くなると色々ある。蜂は高いところに巣を作るから駆除も大変だろう。 
 
新築や大きなリフォームが減り気味で厳しい。その反面手直しとか小さなリフォームが増えた。今年に入ってそれも5月以降増えた。そこから仕事に繋がるからバカにできない。 
 
コロナ後はこうした小さいことから繋がる仕事が増えそうだ。対応次第で施主様も思いつかなかったことが出てくる。まあついでと言うのもあるだろう。自分の建てた方へのアプローチは熱心でないのにだ。 
 
新築が減ったらリフォームが増えるのは当然で直して住むのが当たり前になる。高齢化は典型的なパターンで直さないと住めなくなる。アフターは重要な仕事になりつつある。 
 
こちらにすれば現場を見たり業者の手配とか面倒なのは本音だ。しかし豊富な経験は対策を立てるにもすぐできる。的確な判断は施主様にすると安心なのだ。電話一本ですぐ行けるのも大きい。


ネットと電化

ここしばらく暑い日が続いたので昨日などは寒く感じる。夜には薪ストーブに点火したくらいだ。いつも梅雨時の今頃気温が下がり寒い時がある。町内の草刈りで早起きをして少々疲れた。 
 
温泉へ行ったが疲れが取れない。草刈りぐらいで老化とはまだ思いたくない。孫が飛びついてきて腰がギックリになりかかった。忙しいのもあって運動不足もある。自宅と事務所の往復でしかもパソコンの前に座っている時間が長い。 
 
設計の仕事は考える時間が長い。あれこれと試したり計算したりしていると時間ばかりが過ぎていく。新しいことは受け付けないし時代遅れでは客は来ない。素材を生かした昔ながらの家つくりでずっとやってきた。 
 
10年以上住んだ方からこのやり方が決して時代遅れではないことを知る。深い軒の出、外壁の板貼り、漆喰、無垢の床…。どれも住んだ方には分かってもらえる。高いとその時思っても後で納得していただける。 
 
オール電化から始まりネットと繋がる家つくりは時代の最先端を標榜する。建材と機器類は壊れ、劣化してみすぼらしくなるだけだ。毎日暮らす家は体の一部のように馴染んでくる。ネットや電化はそうなるだろうか。 
 
これから在宅ワークと言う新しい家つくりの要素が出てきた。オフィスの味気ない建物をそのまま自宅にも持ち込むのか。高層建物にはない本物の家つくりこそ必要になるのではと思う。


持続化給付金

午前中は事務所、午後から打ち合わせ。昨日よりは少しだけ涼しいか。夏のような天気が続きエアコンのない事務所は窓を開けても暑い。挙句に網戸もついていないので虫が入ってくる。 
 
自宅もやっと今年エアコンをつける予定だ。今時エアコンのない家なんて珍しいだろう。別にエコのためにとか温暖化なんて思っている訳ではない。 
 
付けようと思っていても金が無いのと思い切りが悪い。コロナの給付金が夫婦で出たので買った。ついでに壊れた炊飯器も買った。自営はいつ何時厳しくなるかわからないので思い切れないのです。 
 
臨時ボーナスなんてのも無いし今回のは思い切りよく使った。大震災の時は何に使ったか覚えていない。今度もすぐ忘れるだろうか。 
 
経営者には持続化給付金なるものも気になる。売り上げが少ないのは誰しも同じだ。廃業なんて考えていないからもらった方が良いのだろうか。手続きも面倒そうだし躊躇してしまう。


やり方

今日も暑い日、汗ばむ陽気は夏本番が思いやられる。午前中は事務所で図面、午後から銀行や司法書士など諸々の用足し。現場も減って大工たちは今日から仕事なし。どこか他所へ助っ人に行く。 
 
今年に入ってから新規の客が少ない。何処も似たようなものだろう。打ち合わせや設計が済んで着工となるとお盆過ぎぐらいか。それまでの間は職人たちは空きが出ることもあるだろう。 
 
宿泊や飲食関係に比べたらマシかも知れない。外食が減ったからと弁当を売ったくらいでは売上にならない。蓄えがたっぷりあるところは我慢の日々の後に復活を期しているだろう。無いところは廃業か転職か…過酷な日々が待っている。 
 
仕事のやり方が変わったり激減して基本的な内容そのものの変更もあるだろう。分かりやすいのは葬儀でやり方がすっかり変わった。戻るかどうかわからないが高齢化社会で大げさな葬儀は無くなるだろう。 

90歳以上方が亡くなっても知り合いも少ないしいても出席できない。何となくこのままで良いだろうかとは思っていた。葬儀屋さんは今年いきなり変わるなんて夢にも思わなかったろう。私も想像も付かなかった。
 
現実的に無意味なものは廃れるのだがこんなにいきなりとは。住宅も余っている時代なので新築にこだわる必要や借家で良いと思うのもいるだろう。少なくとも無意味なデザインとかは減るような気がする。